2008-07-17

旧碓氷峠を歩く その6

 (旧碓氷峠を歩く その5)からの続きです。
 ようやく、今回で最終回です。さすがに少し疲れました。いや、飽きました。(^^;

 さて、碓氷湖へは今年の6月の上旬にくりまんじゅう一人で行ってきています。
 同じ市内で場所は知っていても、それまで訪れることはなく、けれど実際に行ってみると意外にいい場所だったので、感心したものです。(そういう所って結構ありますよね。灯台下暗し…って用法が違う?)

 さて、旧R18を軽井沢方面に向かって、てくてく(いや、さすがに少々疲れていて、「のそのそ」という方があってるか…)と歩きながら、碓氷湖を目指しました。
 車道ですのでたいした上りではないのですが、さすがに上るのと下るのは全然違います。はい、けっこうきつかったです。(^^;

 500mほど歩いた先に「碓氷湖」の看板が見えてきました。

 実はこの少し前、ぶ~こと相談して、碓氷湖まで両親に迎えに来てもらうことに決めたのでした。
 夕立が来そうな気配もあるし、実際、碓氷湖から横川駅まで…5キロくらいあるのですから、もはや、体力もたないだろうという…得意の「大人の判断」というやつです。(笑)

 安中から碓氷湖まで約30分強ですから、湖畔をひと回りしてくればちょうどいい時間になるだろうと…そんな計算をして碓氷湖に向かいながら電話もしちゃいました。

 坂本ダムの上を通り、遊歩道を歩いていきます。

 湖畔沿いは涼しいので、一度は鈍ったぶ~この足取りも比較的軽くなっている様子です。
 「ほほえみ橋」です。

 眼鏡橋をモチーフに造られたものでしょう。雰囲気はありますが、本物と比べてはいけません。

 ぶ~こがそこから「あの山の中を歩いてきたんだ!」と碓氷の山を見上げていました。

 「お~い、待ってくれよ~」と声を掛けますが、一人ですたすた歩いていきます。

 碓氷湖に注ぐ碓氷川…水も非常に綺麗です。

 後で地図を見て知ったのですが、碓氷湖には「中尾川」という川も流れ込んでいるんですね。
 「夢のせ橋」を渡った先にオレンジと黄色にほのかに色づいた樹木がありました。

 なんの木だろうと思って近づいてみると楓のようでした。

 秋は当然としても、春紅葉は見かけますが、初夏というこの季節にも紅葉するんですね。

 さらにぶ~こはひたすら一人で進みます。(笑)
 「ちょっと、休もうよ~」と声を掛けてベンチで休憩。

 このベンチに腰掛けて、湖面を見ながら、山で食べなかった残ったおにぎりとサンドイッチを頂きました。
 「う~ん、旨い!」
 しかし、自然の中で食べると何故こうも美味しく感じるのでしょうね。

 左に坂本ダム…

 正面に「ほほえみ橋」…

 そして、右手に「夢のせ橋」…

 ふと、気がつくと風かだいぶでてきました。

 空も暗くなってきています。
 「うわっ、これは来そうだな!」
 そう思ったところに父親から携帯に着信。そして、受話器の向こうから「碓氷湖の駐車場に着いたぞ!どこにいるんだ?」と声が聞こえてきました。
 「駐車場から西に200メートルくらいのところ… 今、そっちへ行く!」

 まさに間一髪でした。

 ぶ~ことともに車に飛び乗ってタオルを借りて頭を拭きます。駐車場にたどり着いた途端にまるでバケツをひっくり返したような夕立になったのです。
 「いやぁ、あと1分遅かったら、びしょ濡れだった…」
 実際、その振り方たるや半端じゃありません。ワイパーを一番強くしても視界が効かないほどでした。

 時刻は4:10…
 そして、そのまま車に乗って安中へと戻ったのです。(^^)

 ということで…今回、長編になってしまいましたが、「旧碓氷峠を歩く」これにて終了です。

 ふ~、歩く以上に書くほうが疲れたかもしれないです。^^;

 「旧碓氷峠を歩く」 これにて、おしまい…

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