2008-07-31

ムペンバ効果なるもの…

 先日(7/9)、ここでもご紹介した「氷は氷らせる水の温度が高ければ高いほど速く氷る」というNHKの「ためしてガッテン」という番組で見たお話…

 随分と騒ぎになっているようですね。
 なにやら、大槻教授が自らの公式ブログで、この件についてNHK(の番組)を批判した事から騒ぎが大きくなったそうです。(高校で数学の教師をしている義妹から聞きました。)

 で、サイトをちょっと見てみたら、これが発端の様です。
 http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/72_2893.html
 ついでに、今日の記事にも書いてありました。
 http://ohtsuki-yoshihiko.cocolog-nifty.com/blog/2008/07/75_8f39.html

 まあ、NHKが正しいのか大槻教授の言っていることが正しいのか、実際にはどちらでもいいのですが(^^;、一応、ブログで書いてしまったこともあり、メディアや他人からの伝聞をそのまま鵜呑みにしないへそ曲がりのくりまんじゅうは、とりあえず昨晩、自分なりに試してみました。(「自分なり」というのと「試した」というのが重要です。そんな曖昧なやり方は実験じゃない!と言われればそれまでですが、そんなに大仰にも出来ないのでご勘弁ください>理系で口うるさい人)

 まずは身近に冷凍庫に入れられるような耐熱容器がないので、小さな陶器(小皿)を二つ用意しました。(いきなり安易です…)

 片方には水道水をお猪口で3杯、もう片方には沸騰したお湯を同じように3杯入れました。(容器が小さいので熱が下がらないように一応、小皿もお猪口も沸騰したお湯に入れて熱しておきました)

 そして冷凍庫にセットです。

 時刻は約7時半です。
 ちなみに冷凍庫の設定温度は「-23度」

 さて、どうなることやらと軽く一杯やりながら、とりあえず待つこと「30分」…(そもそもこの態度が実験者ではありません。余興です。^^;)

 どれどれ…と、冷凍庫を開けてみると…

 「がーん」
 どちらの皿も既に薄らと表面が凍り始めてました!(もっと早く見てみなくちゃダメじゃん!)
 見た感じではどちらも同じ程度に凍っています。
 ならば、最後までしっかりと早く凍った方を調べようと…方針変更!
 そして、約20分ごとにチェック…

 でも、見ただけでは良く分かりません。
 なんだなんだ、変わらないが結論か!と思いながらも、この時間になりました。

 スタートして約85分経過です。
 冷凍庫を覗き込みます!
 「おぉ、差が出てる!」

 さて、結果は!!!
 (まあ、民放ならここで一旦CMが入り、また上の時計の辺りの画像からやるんでしょうけど…笑)

 左が沸騰水道水、そして右が常温水道水です。

 はい、くりまんじゅうの見る限り、くりまんじゅうが試してみた限りにおいてはその勝利は「沸騰水道水」でした。 沸騰水は完全凍結してますが、常温水は下の方がまだ凍っていません。

 (でも、この写真じゃちょっと分かり難いですね。^^;)

 まあ、お猪口3杯というアバウトな容量なので、まずその辺は微妙ですが、とりあえずくりまん試し(くどいようですが、実験じゃありません。あくまで「試し」です^^;)では、結果として「NHK」の微妙な勝利でした。(笑) (「ためしてガッテン」で言うほどの歴然とした差はありませんでしたけど…)

 うーん、これだけで「正しい」などとはくりまんじゅうも思えませんが、でも、くりまんじゅうは毎朝コーヒーを飲むのですが、ずっと思っていたことが一つあります。(最近、夏場になったので特にそうです。)

 それは「アイスコーヒー」にしたい時、冷めたコーヒーに氷を入れてもなかなか冷たくならないのに、沸かしたてのコーヒーに氷を入れるとすぐ冷たくなるのはどうしてなんだろう…って!

 これも関係するのかなぁ…(分からんけれど…)

 ということでとりあえず一応ご報告まで。
 (異論、反論はNHKか大槻教授のブログでどうぞ!)(^^)

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