2008-08-14

織田の城下町 小幡その1

 甘楽町(群馬県)にある“小幡”は、鎌倉時代から、豪族・小幡氏の根拠地として栄えた町。

 戦国時代、武田信玄の幕下に加わり、武田軍団の先陣として武勇をはせ「朱備え」着用を許され、上州の朱武者として恐れられたといわれ、武田24将の一人にも数えられましたが、武田氏滅亡により、織田信長配下の滝川一益に従い、更に本能寺の変以後は小田原北条氏の勢力下に入ったそうです。
 1590年、豊臣秀吉の小田原城攻めに際して、前田利家隊などの秀吉軍により落城、そして甘楽の地を徳川家康に明け渡し、真田氏を頼って小幡氏は信州へ去りました。
 その後(1615)、織田信長の次男、織田信雄が上州小幡2万石(及び大和国宇陀郡3万石)が与えられ、以来、8代152年のながきに渡って織田家が支配した城下町です。(江戸末期、松平氏が入封し、その後明治維新を迎えたそうです)

 そんな歴史のある小幡。けれど、安中市の近郊地でありながら、くりまんじゅうは小幡の街を一度も歩いたことがありませんでした。
 なので、7月の中頃の日曜日、灼熱地獄のような中、一人でぶらりと出かけてきたのですが、なんとその3日後、ハードディスクのクラッシュで、撮った写真の大半を失い…まさに茫然自失、意気消沈 ^^;

 そんなこんなでブログネタもなくし、もうしばらくは小幡へ行くこともないだろうと思っていたのですが、ところがどっこいその2週間後(8/3)に、また行って来てしまいました。 ^^;

 前回は小川の流れる桜並木の古い街並みを始め、小幡陣屋や喰い違い郭、また小幡八幡宮などのいわゆる「名所」を散策してきたのですが、今回は、「甘楽総合公園」のみ…^^;

 まあ、簡単に言ってしまえば、シロの水浴びの為でした。(というより、暑すぎて歩けません…)

 最近は車高の高いプラドに飛び乗れないので、車は地を這うような低さの「センティア」(10年もの^^;)です。

 小幡までは安中から車で30分も掛かりません。
 車を甘楽総合公園の駐車場に停め、早速、水辺にやってきました。

 と、その前に、コンビニで買ってきたおにぎりを食べて…(食べるのに忙しくて写真はありません^^;)

 そして、「よし、いけ!」

 勢いよく階段を駆け下りますが、最後の方は足がもつれて転びそうになってました。
 それでも川の前までは元気があったのですが、水を前にすると怖いのか尻込みするように川の中へ入りません。(あれだけ水場が大好きだったのに…)

 仕方がないのでぶ~こがリードをつけてやると…

 恐る恐るという足取りで…

 そして水をガブガブと飲み始めました。

 で、「もういい…」という顔つきです。^^;
 「ダメ、もっと水に入りなさい!」
 ぶ~こが、そう言ってシロを引っ張って川に入ります。

 草むらにシロが入り込んでいきます。(この日、サンダルを駐車場に置き忘れてきたくりまんじゅうは川に入ることが出来ず、200mmの望遠で離れた場所から撮影でした…)

 それをぶ~こが引っ張ります。シロ、嫌がってます。

 ぶ~このパワーと剣幕に負けて、素直にまた歩き始めました。^^;

 公園内を流れる雄川…

 続く…

 <Nikon D-300 + Ai AF Zoom Nikkor ED 80~200mm F2.8D>

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