2008-08-17

織田の城下町 小幡その3

 (織田の城下町 小幡その2)からの続きです。

 小幡を後にして、次なる行先は下仁田へと車を進めました。(なので、タイトルの「織田の城下町 小幡その3」というのは間違いなのですが、まあ、これも流れとうことで…^^;)

 R254を西に進み、藤井関所跡を過ぎて、すぐを右手に入る(旧道)と「本宿」(下仁田町)という古い宿場町があります。
 本宿は、徳川家康が天下統一後の文禄2年(1593)、藤井(西牧)に関所が置かれ、以来、中仙道の裏街道(下仁田道)の宿場として、また西牧領14ヵ村の中心地として、また軍事上の重要地点として江戸時代を通じ徳川家の天領として栄えてきたといいます。

 もちろん、今は閑散とした古い町ですが、実は、ここにぶ~この目的地があるのでした。

 その目的地とはここです。

 「本宿どうなつ」の「菓子処 古月堂」さんです。
 http://www.shoko.shimonita.ne.jp/shop/kogetu.html

 甘いものはあまり得意じゃないくりまんじゅうはまったく知らなかったのですが、ぶ~こは昔からここのドーナツが大好きで、高崎の百貨店などで販売すると必ず買いに行っていたそうです。(「美味しいからくりまんじゅうも食べてみなよ」と1つ貰ったのですが、白餡がまったくダメなくりまんじゅうは一口でご遠慮させていただきました。^^;)

 確かにこのお店だけは綺麗でしたが…その街並みはというと…

 こんな感じです。^^;

 でも、くりまんじゅうは嫌いじゃありません。いや、嫌いじゃないというよりはっきり言って好きです。大好きです。
 なので、ぶ~この買い物中、ぶらりと近くを歩いてきました。

 街道から覗いた路地。

 カラフルな無料レンタサイクルも無人のまま置かれてました。

 細く、古い道…その向かいにあった古いタバコ屋さん。

 白黒写真じゃないのに、白黒写真のようですね。

 街道沿いに川が流れ…

 その先は軽井沢に抜ける「和美峠」に続きます。

 再び、「古月堂」さんの前に戻ると買物を終えたぶ~こが車の中で待ってました。

 その傍らを見ると山ほど「本宿どうなつ」を買ってました。^^;
 「そんなに買ってどうするの?」と訊くと…
 誰々さんと誰々さんが大好きだからあげるとか、誰々さんと誰々さんに食べさせてみたいとか…それでも少し多すぎないかと尋ねたら、「あとは全部私が食べる」というお話でした。

 はいはい、お好きにどうぞ!(笑)

 本宿から軽井沢方向へ進みます。

 しばらくのどかで懐かしい田園風景が続きます。

 田んぼの稲もいきいきとしています。
 そして、さらに進むと山は次第に険しく急峻になっていきます。

 山の木々の雰囲気も変わります。

 この辺りで、シロがトイレタイムということで、杉林の前で少し休憩しました。この辺り、なかなか車が停められるような平らな場所がないのです。

 山の中でシロがトイレを済ませている間、くりまんじゅうは森林浴です。

 軽井沢側から下ることはあっても、なかなか下仁田側から上ることはない和美峠。改めて勾配のきつい峠道だと思いました。実際、碓氷峠より遥かにきつです。

 上信越自動車道の高架下を通り、そのまま行くと軽井沢ですが、その手前を右に曲がる(県道92号)と上信越道「軽井沢IC」に出ます。(でも、そこの住所は本当は軽井沢じゃないんです。^^;)
 この日は夏の日曜日とあって、インターチェンジ周辺はすごく混んでました。

 IC前の「おぎのや」の釜飯の売店の駐車場から見た「高岩」です。

 このまま高速に乗り込めば、「松井田・安中IC」までほんの10分ですが、そのままICは素通りして、県道92号を直進します。
 深い山間の中ですが、大きな民家もちらほらとあります。

 そして、本日の最終目的地はここです。

 ぶ~こが近場で一番お気に入りの水場です。

 ちなみに写真の中でぶ~こが歩いている(川が流れている)場所は正式な車道なのです。^^;安中市の市道です。川を往来して軽自動車がバンバン走ります。

 ぶ~こはしばらく水に入って遊んでました。ちなみにシロはというと、昨年までは大はしゃぎだったのですが、今年はすぐに「水はもういい」という顔でカメラを持っているくりまんじゅうの方へ逃げてきました。

 そんな嫌がるシロをぶ~こは「ダメ!」と言ってリードを付けてまた水の中へ引っ張ってました。(^^;

 PM5:00も過ぎ空模様を見てもなんだか夕立がやって来そうな気配です。
 なので、「そろそろあがろうよ!」とぶ~こに声を掛けました。
 まだ遊び足りない様子のぶ~こでしたが、「分かった!」というとシロを連れて車を停めている車道へ戻ります。

 シロをタオルで拭き、自分の足を拭いたぶ~こは、車に乗り込むと、
 「今度はここに浮き輪を持ってくるんだ!」
 と、嬉しそうにそう言ってました。^^;(お前、子供か?>ぶ~こ!)

 「はい、はい、ご自由にどうぞ!」
 そう言って、ふと後部座席のシロを見ると既に爆睡状態に入ってました。

 県道92号はこの先でR18に合流します。
 なので、その後、20分ほどで無事自宅につきました。(^^)v

 おしまい?

 <Nikon D-300 + Ai Nikkor 50mm F1.4S (MF)>

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