2008-10-01

マイクロフォーサーズカメラ

 オリンパスとパナソニックが策定した新規格「マイクロフォーサーズ」。

 マイクロフォーサーズというのはフォーサーズシステム規格の撮像素子サイズはそのまま、ミラーを排してシステムの小型化・軽量化を実現した「レンズ交換型一眼」カメラの規格です。
 一眼ですが、一眼レフではありません。コンパクトデジタルカメラと同様、液晶モニタがライブビューファインダーで視野率100%を確保します。
 そんな新しい規格の元、いったい、どんなカメラが出てくるのだろうと思っていたら、パナソニックから最初に発表されたのが、これでした。

 「LUMIX G1」(10/31発売予定)です。

 このカメラ「女流一眼」というフレーズらしいですが、一目見て「なんだかなぁ…」というのが、正直な感想でした。

 搭載されるスペックはなかなか立派です。
 けれど、子供じみている気がします。なんだかオモチャっぽいです。でも、お値段はなかなか立派なんです。(想定価格はボディ単体が約8万円)
 言うまでもなく、いかにもコンデジとデジイチの中間の立ち位置で、両者のいいとこ取りをしたい意図は分かりますが、結果、逆に両者の魅力をスポイルしてしまい、まさにどっちつかずという感じがして、くりまんじゅうはまったく魅力を感じませんでした。

 なので、「マイクロフォーサイズ」規格のカメラにあまり興味は持っていなかったのですが…
 今回、ドイツ・ケルンで開催している映像機材総合見本市「フォトキナ 2008」にオリンパスが参考出品したカメラを見て…ちょっとググッと来てしまいました。(^^;

 クラシカル基調なデザインにいさぎよいまでのシンプルさ。

 「すべて欲しい」と欲張るのではなく、マイクロフォーサーズならではの特徴を活かしている気がします。なので「あぁ、こういうのならありだな!というのが、くりまんじゅうの感想です。
 「デジイチ」欲しいけど、でかいし重いし、家族も使うから…とデジイチを躊躇っているような方々にどんぴしゃですね。

 参考出品であり、また「コンセプトモデル」という表記もあって、現時点では、発売日も価格もスペックの詳細などもすべて不明だそうですが、今後どういった形でリリースされるか、かなり期待しちゃいます。

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