駐車場に戻るとPM4:30、この季節、まさに陽は「つるべ落とし」です。一気に暗くなってしまいます。寂しい季節になりました。
そそくさと車に乗り込むと横手山から志賀方面に進みます。
つづら折りのR292を一気に下り始めると、霧が出始めました。というより、雲の中へ下りていったという感じです。
さっきいた横手山ドライブイン、そして横手山山頂です。
路肩に車を停めて、谷合を覗き込みます。
山腹に沿うようにして霧が上がってきます。
ヒヤリっ…とした空気に包まれ、辺りの外気が一気に下がっていくのわかります。
ふと振り返ると…
「おぉ!」
ドライブインのガラスに光があたり輝いていました。
さらに山全体を包み込むように霧が深くなり始めると、不思議とその光はさらに輝きを増していきます。ドライブインだけにまるでスポットライトのように陽光が当たっていて、それがちょうどくりまんじゅうのいる位置に反射してくるのです。実に幻想的な景色でした。(とてもじゃないですが、くりまんじゅうの写真ではその実際はお伝えできません…まあ、残念ですが、しかたありません…^^;)
再度、車に乗り込んで、高度を下げます。
『さてさて、このままR292を下り込み、一気に中野まで行ってから高速に乗ろうか…それとも熊の湯スキー場を過ぎて、笠岳を越えて、山田牧場経由で須坂に出るか…』
お日様の高さの様子と天気の様子を伺いながら、そんなことを考え進んでいきます。
夕陽を見るなら、笠岳越え…けれど、途中で完全に日が落ちてしまってからの笠岳越えは少し危険なのです…
前方手前に見えるのが笠岳です。
「うーん、この様子なら大丈夫か!」
なんの保証もなく自分勝手にそう考えようとする自分が怖いです。(^^;
まだまだ山の怖さを知りません。
5時を過ぎようとしてますが、でも一応、東の空はまだ充分に青く明るいのです。
なので、ここを過ぎて、おもむろに左折しちゃいました。
いや、実はこの少し先で逆光のすすきが「いらっしゃ~い!」をしていたんです。
志賀高原の南側に位置する笠岳は標高 2075 Mの鋭鋒です。その頂上へ上がれば北アルプスを始め、妙高、黒姫などの北信五岳や浅間連山、さらに遠く富士山まで三百六十度の眺望が出来る山ですが、県道56号はその山腹を南北にパスしていきます。
陽がだいぶ西に傾いたので低い位置から陽光が入り込み、木々が綺麗に輝いていました。
影も色濃く浮かびます。けれど、道はかなり細い山坂道なのでそうそう車を停める場所もありませんし、運転も緊張します。こんな場所で事故ッたらそれこそ警察が来るの…いつになるか分かりませんから…(^^;(なにより、真っ暗闇のここはかなり怖いです。)
冬季閉鎖になる道です。あと1月程度でしょうか…
ここあたりが峠を越える手前です。左手が「笠岳」山頂方向です。
そして、無事峠に到着。峠の茶屋がありますが…勿論、営業終了してました。(^^;
最終章に続く…(ようやく終わりそう…です…)
ドライブインのお写真にみとれてしまいます。こんな光があるなんて。。。
返信削除プリントして持っていってあげると、最低でもコーヒーくらいは飲ませてくれるでしょう (笑
見ようとして見られるものではないでしょうから幸運だったのかもしれません。
返信削除プリントして持っていって「コーヒー」を頂くというのはいいアイディアですが、どちらから(群馬側からでも長野側からでも)行っても約3時間…コーヒーでは割に合いません。(笑)
http://www.shigakogen.gr.jp/
ここへ送りつけるか…(^^;
tokiさんに教えて頂きました。
返信削除いや〜、すごい枚数ですね。車に乗っている時間があるんですかね〜、家に戻っているからあるんですよね。
一日で、晴天に恵まれ、霧に恵まれ、光線に恵まれなんていい時にいかれましたね。
私も昨年、白根山まで長野から電車に乗って行き、湯田中からバスで「今日が今シーズン最後です」の言葉に誘われバスに飛び乗りいってきました、往復ともバスは私たち夫婦の貸し切り。運転手も同じ。
自分の車だったら、いい撮影場所を見れば止まれるのにバスではダメでした。
本当に白根山の火口には、寒さで5分といれなかったと思います。
これからたびたびのぞかせて頂きま〜す。しかしエネルギーがすごい。
ようこそ、おいでくださいました。m(_ _)m >kenさん
返信削除Tokiさんのとこでは、コメントをよく拝見させて頂いております。
>いや〜、すごい枚数ですね。
そうなんですか?(笑)自分ではその辺の塩梅がまったくわからないのですが…人様がそうおっしゃるのでしたら、多分そうなのでしょう…^^;
まあ、結局、貧乏性なのかもしれません…せっかく無料のギガ単位のスペースがあるのだから、撮った写真は片っ端から貼り付けたい…というような…願望…
自分でも「なんでこんな写真撮って、アップまでしちゃってんだろう?」と思うことも多々ありますが、うちは「写真系ブログ」ではなくて、「レポート系ブログ」なので、それもありかな…なんて思ってもいたります。まあ、なにより済んだことは忘れることが一番です。(笑)
>これからたびたびのぞかせて頂きま〜す。
是非、たびたび覗いてください。お待ちしておりま~す。