2011-11-12

両親を連れてNO.6

両親を連れてNO.5からの続きです…)

 蓮池で奥志賀方面に進みます。
 ここから最奥の奥志賀高原スキー樹までは左右の山に大小のスキー場が連なります。まさに日本一のスキー場銀座通り。
 快適な観光道路。昔はこの道もあまりよくなかったものですが、長野オリンピックの開催で曲がりくねった山坂道はトンネルで一気にぶち抜いてしまい、まるで高速道路のような道になっちゃいました。
 さて、天皇家御用達の奥志賀高原スキー場を過ぎるとその先から「奥志賀スーパー林道」になります。(そろそろ冬季閉鎖になる道です。)


 この道は志賀高原から野沢温泉までの約70キロを繋いでいます。まさに上信越高原国立公園のど真ん中とも言える場所ですので、その山深さは尋常じゃありません。


 そういえば、もう25年くらい前だったでしょうか。
 フィアットウノを買ったばかりの頃。高校生の同級生と志賀高原にドライブにやってきて「じゃあ、野沢温泉に抜けるか!」とこの道を初めて走りました。季節はやっぱり秋だったのかな?うーん、憶えていません。^^;


 当時は無舗装の有料道路。(今は無料の全線舗装路)
 まぁ、砂埃を上げながら走らなければならなかったけれど、それでも道幅はそこそこあって走りにくい道ではありませんでした。
 でも、途中からとんでもない道になってきてしまったのです。^^;


 どのくらいとんでもないかというと現在、そんな道は存在しないくらい。(笑)
 道幅は車が一台ぎりぎり通れる程度。
 その路面はというと、石や岩がごろごろしていてもはや川原状態。
 で、右側が切り立った崖になっていて谷底までは2、300mは軽くある。
 しかもガードレールなどあるはずもない。


 ほぼ全線、軽い崖崩れ起きちゃっているし、路面の石でハンドルは取られるは、ブレーキ踏めば車は流れるわで、いやぁ、怖いなんてものじゃなかったです。
 「あっ、死んだ!」って思った局面何度かありました。(汗)


 余りの怖さに引き返そうと思ったのですが、これがまたUターンが出来る場所がない。
 当然、離合出来るような場所も無く、もし対向車とか来たらいったいどうするんだろう?と更に大きな不安が心に重なったものです。


 実際、これまで30年以上車に乗ってますが、くりまんじゅうの「怖い自動車道」のベスト(ワースト?)3に入る道でした。
 紅葉楽しむなんて気分まったく起きなかったです。^^;


 実はその道が「奥志賀スーパー林道」から途中で分岐して「秋山郷」(津南町)へ抜ける「雑魚川林道」だったっていうのは後のお話。


 そして、今回もその道を走ったわけですが、さすがに25年の歳月は道を別物に変えていました。


 ガードレールが完備されたしっかり2車線ある快適道路。
 当時の道を知っている者からすると「嘘」みたいです。(笑)


 見上げるほどに大きな山塊を彩る紅葉もゆっくりと長閑に楽しめます。
 4名乗車で加えてチャップでは物理的に無理ですが、ポンコツぷじょ~くんでオープンにして高い山を見上げながら走りたい道でした。


 ということでここでもチャップをひと歩きさせました。
 うーん、いいぜ!雑魚川林道!(笑)

 続く・・・

 < Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR28-300mm F3.5-53.6G >

 別に公開予約なのでブログ記事には関係はないのですが、今日と明日、ちょっと出かけていて家にいないのでコメント返信はできませんです。 よろしく~!

0 件のコメント:

コメントを投稿

Powered By Blogger