2009-12-11

石尊山チャップその1

 昨日の記事、天神山チャップから既に2週間以上経ってからのものですが、本日も続いて「石尊山チャップ」であります。
 勿論、「天神山~浅間山~御岳山~石尊山~戸谷山~茶臼山」と連なる安中アルプスの秀峰のお一つ。(笑)
 東から攻めれば天神山の次は浅間山になるのですが、石尊山には「石尊山遊歩道」なるものがあると聞き、この日(12/5)はこのお山をチャップと共に山頂制覇しに出掛けました。

 石尊山は長岩キャンプ場の山といってもいいですが、今では麓に新幹線「安中榛名駅」がある山と言う方が通りがいいかもしれません。
 チャップをくりまん号に乗せ、まずは遊歩道の入口まで行きました。


 はっきり言います。「遊歩道」じゃないです。
 「幽歩道」です。^^;
 「急歩道」って言ってもいいかもしれません。
 もっと大らかに、ゆったりと山腹を歩ける道かと思ってましたが、山頂までほぼ一直線に急階段がずっと続いています。(汗)
 こういう道に「遊」という文字は使って欲しくないです。

 チャップの足腰鍛えるにはいいですが、くりまんじゅうの心肺機能が心肺(心配)です。はっきり言って、こういうの求めてなかったです。

 でも、来ちゃったものは仕方がない。行くっきゃないです。
 年中、階段で立ち止まるチャップに、「はよ行け、ほら行け、もっと行け!」と掛け声掛けながら、登って行きました。

 数える余裕すらなかったですが、けっこうな数の階段でした。
 しかも、雨が降りそうな空模様に加えて、周囲は樹木に囲まれさらに薄暗く、見通しはまったくききません。
 なので、ひたすら落ち葉を踏みしめ、登るだけの修行の道です。(笑)

 途中、石祠の近くにベンチがありましたが、その場に漂う雰囲気に、とても休憩したくなる気持ちは起きなかったです。

 この杉林を抜けると頂上のようでした。
 写真で見ると殆ど傾斜を感じませんが、そこそこ急なのです。

 「ニイチャン、大丈夫?」というような顔でチャップが見ています。
 勿論、「余裕、余裕!」と応えましたが、その顔がどんなものであったかは自分では分かりません。^^;
 あっ、ちなみにチャップにはくりまんじゅうのこと「トウチャン」ではなく「ニイチャン」と呼ばせています。(笑)
 孫と言ってもいい年齢差ですが、気持ちだけは若くいたいから…(爆)

 で、ようやく標高571m「石尊山」山頂へ到着です。

 着ていたジャケットを脱ぎ捨てタオルで汗拭くくりまんじゅうに比べてチャップ、まったく余裕な顔です。ちくしょう!(笑)

 安中榛名駅まで2.1キロなので、登山口からは900mしかない計算になりますが、もう少しあったような気がします。(曖昧ですが、登山口に安中榛名駅1.2キロとあったような記憶が…)

 頂上は平らになっていて石仏や石祠が多数鎮座しました。
 さて、では、山頂からの景色なんぞを見てみましょう。(笑)

 眼下に見えるのは「安中榛名駅」です。
 その先の丘陵地にあるゴルフ場は「梅の郷GC」…その向こう側が安中市街地です。
 しかし、南側は周囲を取り囲むように生えている杉の木が一部伐採されていて見晴らしが効きますが、北側は杉林の為、悲しい眺望です。(なので写真を撮る気もおきません^^;)

 「山火事用心」と書かれたノボリの脇で「気をつけて」一服。^^;
 さて、この後、どうするか?…
 今来た階段を下ると言うのは余りに芸も無いしなにより楽しくありません。
 そう言えば、安中アルプスは稜線沿いに縦走も出きるという話がネット情報にありました。ならば、東の「御岳山」へ向かう道があるはずです。
 早速、調査開始です。
 まずは、道標などを探してみましたが、それらしきもの見当たりません。
 周囲は藪だらけです。

 うーん、分からん…
 と思っていると…チャップがひょこひょこと藪の中へと入り込みました。
 東へ進む稜線というよりも榛名側へ下る北東方面です。
 「あっ、そっちに行くと榛名に下りちゃうぞ!」と言いながら、藪を掻き分けながら、後を追いかけると、なんとなく道らしきものが…
 そして、そこにはチャップが黄色いビニール袋を咥えてました。
 ふ~む、多分、ハイカーが捨てていったものでしょう。

 ということは、北側へ下っていますが、やはり、これが東西の縦走路…?
 少し迷って、勝負!してみました。(笑)

 答は『正解』!
 そこから50メートルほど進むとその先ははっきりとした道になっておりました。(まあ、獣道って感じですが^^;)
 しかし、すっかりと落葉した季節でこれですから、夏場なんかはまったく分からないかもしれませんね。(あっ、でも、そのシーズンは整備されているのかな…)

 しばらくは笹を掻き分け進むような獣道でしたが、やがてしっかりした林道になりました。
 それにしてもそこまで、如何にも熊でそうで怖かったです。(笑)
 勿論、歌、歌いながら進みました。写真撮る余裕なかったです。^^;
 ちなみに歌っていたのは何故か「ウララ、ウララ、ウララ…♪」って山本リンダの狙い撃ち。(汗)

 上長岩の集落近くになるとさらに道は広くなり、周囲に梅林も現れはじめ、軽トラも通れるような道になりました。

 でも、今度は「猪捕獲罠注意」の札があちらこちらに掛かっていて、チャップの行動に目を光らせねばなりませんでした。まあ、小心者チャップ、基本、道から外れないのですけど…

 チャップにポケットに入れておいたジャーキーを上げ、この落ち葉の上で少し休憩いたしました。(^^)

 さて、少し長くなってしまいましたので、ここで一度区切ります。

 で、明日は後半戦。
 完全に里まで下り降りてしまったので、車のある場所まで戻らなければなりませんから…^^;

 ということで、続く…

 < Nikon D700 + AF-S Nikkor50mmF1.4G >

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