2011-01-12

思い出写真 山梨へ

 一昔前、群馬から山梨県に行くには埼玉東京を経由する東回りのルート、もしくは長野県を経由する西回りルートしかありませんでした。
 理由は奥秩父の山塊が南北を分断するように東西に横たわっているから。
 東京・埼玉・長野へと続く奥秩父の山々。
 特に有名な観光名所もないので、山とかに興味のない一般の方は、低く地味な山地かと思う方も多いけれど、実際はとてつもない高山であり、また周囲に人里がまったくないので、まさに秘境と呼べるような場所です。
 例えば、東京都の最高峰は雲取山。そして、その標高はなんと2017m。東京なのに2000mオーバー。(笑)
 さらにそこから西に向かってはその標高は更に高まり、山塊最高峰の北奥千丈岳にいたっては、なんと2601mの高さ。浅間山(2568m)より高く、群馬県の最高峰「白根山」(2578m)よりまだ高いのです。

 なので山梨は遠かった。(笑)地図上で直線距離を測れば60キロくらいですが、行こうとするとその3倍くらいは走らなければりませんでした。

 今から十数年ほど前、その奥秩父の山並に一本のトンネルがぶち抜かれました。
「雁坂トンネル」全長は6,625mで一般国道の山岳トンネルとしては日本最長です。勿論、有料ですけど…^^;
 実際、このトンネルが開通するまで国道140号は埼玉県秩父市、山梨県山梨市間が自動車通行不能状態にあり、「開かずの国道」と呼ばれていました。

 ということで、本日の「思い出写真」はそんな雁坂トンネルを抜けて山梨へ行き、昇仙峡を見てきたときのもの。(笑)日付は「2003年11月2日」です。

 
 
<1>
トンネルの手前の巨大な橋の上から…
左側の岩の上に映る影がくりまんじゅうとぶ~こ。(笑)
 
 
<2>
この日も天気が良かった。
 

 
<3>
季節は秋、まさに山全体が燃えてました。
 
 
<4>
長らく人が入れなかった山なので。杉が少なく広葉樹の山。
 
 
<5>
トンネルを抜けて山梨側に山を下ると広瀬湖で休憩。
 
 
<6>
道沿いの紅葉の木が植えてあり、湖畔を軽く散策することも出来ます。
 
 
<7>
振り向けば既に雪化粧している雁坂嶺。
あっ、わかりますか?右下の釣り人。(笑)
 
 
<8>
目が痛くなるような赤いカエデ。
 
 
<9>
甲府の街は通らずに県道で太良ケ峠越え。
その途中で見た富士山。
 
 
<10>
富士山は偉いのでもう一枚。(笑)
 
 
<11>
昇仙峡へ到着。
 
 
<12>
甲府盆地北側、富士川の支流、荒川上流に位置する渓谷。
日本二十五勝、平成の名水百選等に選定されているそうです。
 
 
<13>
全長約5キロメートルに亘る渓谷は、川が花崗岩を深く侵食したことにより形成されたとのこと。
 
 
<14>
渓谷内には、滝や奇岩が至る所に見られます。
 
 
<15>
でも、不思議というか意外なのは、この渓谷を上流に歩いていくと突然、小さな街が現れちゃうこと。これは少しずっこけます。(笑)

 確か帰りは長野周りで帰宅しました。

 < SONY Cybershot DSC-P50 >

6 件のコメント:

  1. お写真を拝見していますと、ブログっくらいコンデジで充分だよなあ。。。とか思ってしまいます (失礼?
    家内の買ったDSC-P1と言うのが初めてのデジカメでした。
    フイルムの1眼レフをふと止めてからはカメラなんか見るのもイヤで
    お仕事で必要な時なんかはコンビニでレンズ付きフイルムを買って間に合わせていたものです。
    こうしてまた写真なんか撮っているのはチョッパーです。散歩に家内のP1を借りて行くようになった (懐

    返信削除
  2. 同感です。(笑)
    ボケを要さないのであれば、コンデジで十分かもしれません。特に長辺800pixや1024pixに縮小してしまうとなると余計にそれを感じます。^^;

    とは言え、今更背面液晶見て撮る気は起きません。
    肉体的にも精神的にも・・・

    ところでtokiさんのファーストデジカメ「cybershot P-1」をググってみたら、「あれ?ひょっとしてくりまんじゅもこれだったかな?」と思ってしまいました。(笑)
    筐体がメタリックでギラギラって光っている感じが・・・なんだか懐かしい気がします。
    あとP50じゃない気がしてきたのは、「6倍ズーム」ってとこ。3倍ズームだったような気がする。
    でも334MBじゃなくて211MBだった覚えもある。
    Pシリーズっていっぱいあるのでわからないです・・・(笑)

    返信削除
  3. 元画像だと、EXIF残ってないですか?
    そこに機種名が出ると思うけど。
    加工しちゃうと消えますから(普通のレタッチソフト)
    ちなみに、いつからか不明ですが、PhotoshopEL8には残ってます。
    トリミングしても、レベル補正しても、シャープネスかけても、EXIFは一緒なのですが。

    返信削除
  4. はりーさん、どもです。

    JpegAnalizerで見てみたのですが、メーカー名「SONY」モデル名「cybershot」とあるだけで型番までは表示されません。^^;
    ついでにメモリスティックの節約ですべて1600×1200pxで撮っているのでそこから画素サイズを類推することも出来ませんです。

    先ほどふと思い出したのですが、そういえば父親がやはりサイバーショットを買いそれを借りていた時期もありました。
    確か500万画素くらいのやつだったような記憶が・・・^^;
    「思い出写真」シリーズ・・・それも交じっているかもしれません。

    返信削除
  5. DSC-P1はPシリーズの初代です。2000年10月発売。ちっちゃい缶コーヒーくらいの太さ。ボテッとしていました。
    デジ1を買ったのは老眼のせいです。
    コンデジの液晶が見え辛くなって、暫らくの間は合焦時のピッ!が頼りの座頭市撮法でしたが、ふとアフォらしくなった。
    デジ1買う時。コンデジの代わりなんだから交換レンズとか買わないでおこうと固く心に誓ったのですが、誓った事などすぐに忘れて現在に至る。
    以上です。
    PS;こんだけ書くならブログの記事が1本出来た。。。と、しばし反省 (汁

    返信削除
  6. 色々と検証の結果、P5が正解だったような気がします。(笑)
    決め手になったのはこの記事。
    http://ascii.jp/elem/000/000/325/325768/
    間違いなくこの形でした。憶えています。そんな気がします。^^;
    Pシリーズの二代目。
    ということで以降の記事は「SONY Cybershot DSC-P5」に変更します。

    そうか・・・300万画素だったのか・・・
    Lサイズで撮ってないので関係ないけど・・・^^;

    返信削除

Powered By Blogger