なのでちょっとどこかに出かけるという場合、どうしても長野が多くなりがちです。
特に長野オリンピックに合わせて「上信越自動車道」や「長野自動車道」が開通してからは、その傾向が強まりました。(なにより、関越道より空いているし長野より北に行かなければ冬も雪は少ないし…)
さて、本日の「思い出写真」はそんな長野の木曽路の旅。
『木曽路はすべて山の中である。あるところは岨づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曽川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入口である。』
島崎藤村の『夜明け前』にあるようにまさに山の中の旅でした。
でも、この時の旅行、「奈良井宿」に行くまでの記憶が薄いです。というか全体的に印象が薄い。
奈良井宿、寝覚の床、馬篭宿、妻籠宿と定番の木曽路観光名所を廻ったはずなのですが、なんだかよく憶えていません。(汗)
さらに宿は飛騨高山だったのですが、どんなところに泊まったのかすら、はっきりしません。駅前のホテルだったような憶えもあるのですが…はて?(汗)
ただ印象に強く残っているのは『雪』。
まだ11月5日ということで雪のことなどまったく考えずにノーマルタイヤで出かけたのですが途中からちらほらと降り出し、どっぷりと日が暮れて高山の手前でツルツルと滑りまくったことだけはよく憶えています。危なかったらありゃしない。^^;
「2002年11月5日」
撮影はほぼ全編確かぶ~こです。(笑)
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奈良井宿の木曽橋。まさに誰もが撮るド定番な構図。(笑)
雪が降っていることだけが唯一の救いでしょうか・・・^^;
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寝覚の床。巨大な花崗岩が木曽川の激流に刻まれてできた自然の彫刻。
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激流ってったって水ないじゃん。って思ったあなた。
今はこうでも、昔は凄かったんだって。(笑)
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そう現在の寝覚の床の姿は、水力発電の為に木曽川の水位が下がった為に現れたものだそうです。
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だいいち、姿が見えなければ景勝地にもなれない。
『寝覚めはすべて川の中』って藤村が書いたかもしれないけれど・・・^^;
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すぐそこの山は降ってるんですよ。
それでいてお日様も顔を覗かせるという摩訶不思議な天気でした。
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この当時はくりまんじゅうもこんな記念写真に納まっていた。(笑)
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飛騨高山のどこかのお寺。
どこだかまったく分からないけど・・・^^;
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朝市通りの反対側の道だったような・・・^^;
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ということで、高山から木曽福島へ抜ける途中にあった湖。(笑)
この後、どうやって帰宅したかも憶えていません。^^;
ちなみに馬篭宿や妻籠宿は別の『思い出写真』に多分出てくるの全部カットいたしました。悪しからずお許しください。
< SONY Cybershot DSC-P5 >
奈良井宿へ行ったのは、大学生の時だから、30年ほど前です。
返信削除あんな橋は無かったと思いますが、調べてもよく分かりませんでした。
私が行ったころは、まだま「観光地然」とはしてなくて、きちゃない民宿があっただけです。(すでに妻籠は観光地化されてました)
奈良井木曾の大橋・・・
返信削除調べてみたら建造は1991年とありましたので、残念ながら30年前は無かったようです。
http://travel.biglobe.ne.jp/tguide/spot/s08363.html
奈良井宿の観光化に伴い、現在の国道19号から旧道へ行く為に掛けたみたいですね。
総檜造りの立派な橋です。
妻籠・馬篭にはそれまでに何度も行っていましたが、奈良井はこのときが初めてでした。