観音山伝説^^;

『カフェ・ド・プランタン』でランチの後はそのまますぐ近くの観音山へと行きました。

　今でも語り継がれているかどうかは知らなけれど、群馬県南西部にはくりまんじゅうが子供の頃から「カップルで観音山に行くとその二人は別れてしまう」という都市伝説がありました。いや、都市ではないので田舎の伝承説話と言う方が適切か。^^;
　伝説の根拠は岩野谷丘陵地に建つ「高崎白衣大観音」がカッポォにヤキモチを焼くとかいう実に説得力の無いものですが（汗）、巷に流布されれば、それはそれとして「若い頃」はなんとなく気になったりもしたものです。（汗）

　一説には高崎白衣観音は遠距離恋愛で鎌倉の大仏と付き合っているが只今ケンカ中であり、鎌倉大仏は南の海を、そして観音様は北の山を見て、互いに背を向け合うようにしている為、嫉妬深い高崎観音は幸せそうなカップルを見ると「悔しいわ。悔しいわ。なんだかとっても悔しいわ！」とその仲を念力で引き裂いてしまうなどという説もあるそうですが、ちょっと話が飛躍しすぎです。

　（まぁ、そんなノリも、実は嫌いじゃないけど･･･（笑））

　だいたい高崎白衣大観音が出来たのは昭和11年で、鎌倉の大仏とかに比べたらまだ最近の事。ホントだったら鎌倉大仏、若いのと付き合ってんなぁ…とか思う。

　っていうか、観音様は、その女性的な顔立ちの像容も多いことから「慈母観音」などという言葉から示されるように、俗に女性と思われているけれど、そもそもは「男性」または「無性別」と言われています。
　それ分かっていて、ホントだったら鎌倉大仏、なんともエキセントリック…

　（あっ、小指、37suさん的に立ってるんですね。^^;）

　くりまんじゅうが思うに、きっと最初は小さな偶然から始まった「お話」が、徐々に世間に広まるうちに、次第にそこは逆に「別れたい（気持ちが潜む）カップル」が訪れる「破局スポット」になっていったのではないでしょうか！
　うん、きっとそう。と自分だけのご納得･･･（笑）

　ちなみにこの観音像、鉄筋コンクリート製で、高さ41.8m、重さは5,985t。建立当時は世界最大の観音像だったそうです。
　内部は9層に分かれていて、20体の仏像が安置されています。 最上階（観音像の肩の部分）からは高崎市街地はもとより、群馬県の主要な山々から八ヶ岳等まで一望できます。
　そんな景色が見たい人は↓の過去記事をどうぞ！
　http://yume-no-nakade.blogspot.com/2009/03/blog-post_29.html

　実はぶ～こと観音山に来たのは初体験。
　当然、ぶ～こも群馬生まれの群馬育ち。その伝説は知ってました。
　なので「どうする？別れちゃうかもしれないよ！！！」とか言って嬉しそうに大騒ぎしてましたが、観音様、こんな中年夫婦は相手にしやしません。
　幸せそうなもっと若い子達が続々とやって来ていましたから…^^;

　あぁ、でも分からないな。
　くりまんじゅう、見た目、結構鎌倉大仏に似てるから…
　観音様の御眼に止まってしまったかもしれない。^^;

　ということで、結果はお楽しみに…（爆）

　まぁ、最近はその噂を逆手にとって「縁結びの地」ということで売り出し中らしいですけど･･･

　あっ、上毛カルタでも「白衣観音」を「びゃくいかんのん」と呼ぶように、このあたりでは「びゃくい」が当たり前ですが、正しくは「びゃくえ」なんですね。^^;
　ＩＭＥが漢字変換しなくて･･･はて？と思い、調べてみたら初めて知りました。
　年ばっか食って知らないことばかりです。^^;

　＜ Nikon D700 + Tamron SPAF90mm F2.8 MACRO ＞