2011-01-20

思い出写真 富士急ハイランド

 遊園地のアトラクション。
 「絶叫系」・・・くりまんじゅうは嫌いじゃないです。
 古くは大阪万博、エキスポランドの当時世界最長(アジア最長?)とか言われたジェットコースター。そして、今は無き観音山のファミリーランドでもグルリと空中回転する「360度ループコースター」も率先して、喜び勇んで乗っていました。

 でも、スピード系の絶叫系は全然まったく大丈夫ですが、いわゆるフリーフォール、落下系のアトラクションはやばいくらいに駄目なのです。
 いや、以前は平気でした。
 そう、あれは10年前、オーストラリアのドリームワールドの「ジャンアントドロップ」世界一の高さから落ちる世界一早いフリーフォールに乗るまでは・・・

 あれは怖かった・・・
 実際、おしっこちびるくらいに怖かったです。^^;
 天高く約120mほどの高さまで強化プラスチックの小さな座板に座って足をぶらぶらさせながら上がっていくのですが、その高所感もさることながら、なにより怖かったのが日本じゃ考えられないようなその施設メンテナンスの悪さ。(笑)

 ふと見ると支柱のボルトが錆びていたり、上部へ引き上げるギアの音が「ギシギシ」となんとも不気味でイヤな音立てているのです。
 ついでに言うとアトラクションの入場口から続く通路の壁には、くだらん落書きがいっぱいされていたり、チケットモギリのアンちゃん、野球帽を横にかぶりチューインガム噛みながらまったくやる気の欠片もない様子でした…

 (ホントに大丈夫なんかぁ…これ?)と言いようのない「恐怖心」が心にすり込まれます。
 そして、この状況で世界最高を謳ってる高さまで引き上げられ、そこから落っことされるのですから、その怖さは半端じゃありません。
 怖さの演出120%です。(人間心理をそれまで織り込んでいるのだったら凄いけど…^^;)

 軽い絶叫系すら、まったくダメなぶ~こに「あんなもの余裕のよっちゃん、よのよっちゃん。臆病モンは下で待っとれ!」と一人意気揚々と乗っちゃたのはいいですが、嘘偽り無く「人生最大の後悔」でした。

 世界最高地点から落っことされるのですから、当然、落下速度も世界一。
 でも、落ちている時間はホンの一瞬。落ちてしまえばあっという間、そういう意味では気が楽です。
 むしろ怖いのは最高点付近。
 台座が止まり無音になり、「いざ。落ちるか!」と思うと、「ガチャッ」と鳴って一段上がる。そしてまた風の音だけが聞こえる世界でフォール待ち。
 「よし、今度は落ちるか!」と思うとまた「ガチャッ」と数センチ上昇。
 これを何度も繰り返しやがります。このじらし方がなんともまた怖かったです。

 それでもどうにか無事落下。
 けれど、降りた時には足はガクガク、腰は抜けちゃってヘロヘロ状態になりました。こんなこと生涯初の経験でした。
 実際、これが強烈なトラウマになり、この経験以降、フリーフォールだけはどんなに低いやつでも乗れなくなりました。

 という情けない思い出話とともにお送りしたお写真は「2003年12月7日」に姪っ子を連れて行った「富士急ハイランド」の時のもの。
 フリーフォールの『レッドタワー』はビビリまくって乗れませんでしたが、『FUJIYAMA』や『ドドンパ』は乗りました。

 いや『FUJYAMA』もすごかったけど『ドドンパ』も凄かった。(笑)
 なんたって、スタートしてから、僅か1.8秒で172km/hに加速しちゃうんですよ!!
 どう速いとかの形容すら出来ません。まさに息もできないようなありえない加速とG。F1はおろか戦闘機も真っ青です。

 当時はまだ『ええじゃないか』や『TONDEMINA』『鉄骨番長』などのアトラクションはなかったですが、『最恐戦慄迷宮』なる廃墟になった病院を模した怖~いお化け屋敷ができてまもなくだった頃で当然、そこには入りました。
 でも、何が一番怖かったかというとそこで発していたぶ~この絶叫。
 突然、『ギェーーーーー!』とか悲鳴を上げるものですから、心臓が止まりそうになるくらい驚いたものです。(笑)

 久しぶりに行ってみるかな。富士急ハイランド。
 でも、ぶ~こはオールペケなので誰かご一緒しませんか?(笑)
 ちなみに、ぶ~こはディズニーランドの「スペースマウンテン」が限界らしいです。

 < SONY Cybershot DSC-P5 >

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