2011-05-18

苺一会

 先週の朝のこと。
 コタツに足を突っ込んで、ブログ記事を書いていると、庭で草木に水遣りをしていたぶ~この大絶叫が聞こえてきました。

 「ねぇ、くりまんじゅう!凄いことになっているよ!」
 「何が?」
 「イチゴだよ!イチゴ!」
 「イチゴがどうしたの?」
 「大きく赤くなってるんだよ!」
 「・・・・・・」
 「きゃぁ~、どうしよう!可愛すぎる!」

 春前に「大きい実が沢山なる」という宣伝文句に惹かれてイチゴの苗を2株買ってきたぶ~こ。
 ちょっと大きめな蜂に植え込んで「あぁ~、いつ実がなるかなぁ~。来週かなぁ~」と首を長くして待っていました。
 「んなもの、まだ花も咲いていないのに実がなるか!」と内心思いつつ、「多目に液肥をくれていれば、そのうちなるよ」と言ったものです。

 それから一ヶ月位して花が咲き、指先で適当受粉(汗)させて、また一月ほど経ちました。

 「ねぇ!写真撮っておいてよ!可愛いイチゴちゃんの!」
 「分かったよ。後で撮っておくよ・・・」
 「あぁ~、最近、やっぱりカメラに飽きてるんだ!前だったらすぐ撮ったのに!!!」
 「今、ブログのコメントの返信書いているんだから、ちょっと待っててよ」
 「必ず撮っておいてね。もし、忘れたら離婚だよ!」
 「わ、分かったよ。^^;」
 「いいぞ、いいぞ!もっと大きくな~れ!よし、液肥、もっとやっちゃうからね!」
 「試しに一つ食べてみれば!」
 「いい!食べるのはもっと大きくしてから!」
 「ふ~ん」

 まっ、スーパーへ行けば比べようもない立派で美味しい苺が買えますが、でも、自分で育てた実モノって、なんとも言えない感動があることは事実です。
 味も形もあばたもエクボ!(笑)

 さて、本日お送りするお写真はそんな経緯の末のものであることをまずはお知らせしておきます。(爆)

 ちなみにイチゴの途中に交ぜているのはこの時期、猛烈な勢いで咲く「大手毬」。
 咲いている分にはきれいなのですが、こいつが散り始めるとまさに地獄。
 庭中、真っ白、花びらの残骸が「これでもか!」とばかりに撒き散らされます。^^;

 そんな大手毬、まだ元気にイチゴの鉢の上に咲いているのでこいつも同時に撮ってみました。^^;
 まっ、こらえ性のないくりまんじゅう、イチゴだけ撮っていてもすぐに飽きちゃうから・・・^^;

 で、「まぁ、この辺でよかろう!」とイチゴをテキトウに撮り終え^^;そのままチャップランドへ移動。(笑)(まだチャップは自宅でランドへ行っていないけど・・・)

 チャップランドの石垣です。
 ご近所に住む歴史の先生のお話によると、江戸時代、中山道の開通時に組まれたものだそうです。
 ってことは約400年モノ。
 まっ、隙間をコンクリートで埋めちゃってますけど・・・^^;

 黄緑色のツタの葉がツヤツヤしています。

 そして見上げるとこんな感じ。
 石垣上にはキンポウジュ、別名ブラシの木の株元にクレマチスを植えています。
 ドクターラッペル。まぁ、一番ポピュラーな品種です。
 石垣に垂れ下がるように4,5年前に植えたのですが、石垣上で踏ん張って下に蔓を伸ばしません。^^;
 うーん、誘引してあげないとダメかな!

 ニセアカシア・フリーシア。
 この時期、やさしい黄緑色でたまらない色合いです。
 でも地植えすると巨大化するので鉢植えです。トゲもありますしね。

 あっ、突然、全然、話が変わっちゃいますが、群馬県民を見分けるには「イチゴ」って一言言ってもらえば、そのイントネーションで一発です。(笑)
 文字じゃその違いを書きにくいので・・・聞きたい方はここ!クリック ^^;

 茨城県民のしゅ~ちゃんなんか、この春、群馬県民に化ける為、お店に入るとさりげなく「イチゴ」(群馬県バージョン)を独り言のように呟いていました。(笑)
 特に登利平にはお店に入るなり店員さんに聞こえるように「イチゴ」だったので笑ってしまった。
 http://yume-no-nakade.blogspot.com/2011/04/in-no4.html

 そして、イチゴの撮影を頼まれてその数日後の朝・・・
 また、庭先からぶ~この大絶叫が聞こえてきました。
 いつものようにいつものごとくコタツに足を突っ込みながら「どうしたの?」と声をかけると・・・

 「ぎゃあぁ~!イ、イチゴが・・・!私の可愛いイチゴちゃんが…」

 哀れ、ぶ~この愛しいイチゴちゃんはこんなお姿になっていました。(汗)

 犯人は・・・


 いやっ、コヤツじゃなくて鳥ですね。^^;
 そう言えば、何日か前にヒヨドリがよくやってきていました。
 大手毬の枝にとまっている姿を何度か見かけました。
 狙っていたのですね。(汗)
 見事なまでに食べられておりました。

 しかし、言うまでもなくぶ~こ、もはや生きる屍。
 まっ、そのうちまたなるさ!と慰めましたが、両肩落として、ガックシうな垂れておりました。(笑)

 「食べられる時に食べておかないと二度と食べられない」

 そんな、一期一会、いや、「苺一会」のお話でした。(汗)

 < Nikon D700 + Tamron SPAF90mm F2.8MACRO >

8 件のコメント:

  1. 苺一会。
    お上手なタイトルですね~^^;
    最後のチャップくんの笑顔がたまらなくかわいいです。
    如何にも犯人!という感じがしちゃいました。

    僕の家でも昨年、苺を植えましたが、赤く実ったのはわずか1個でした。。
    しかもカラスに持っていかれました~

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  2. くりまんじゅうさん&奥様♪

    あはは(●^o^●)可愛い・・・奥様の会話可愛すぎます♪
    朝からほっこり、仕事頑張れそうです。

    苺って、何であんなに姿形が可愛いのでしょうね!
    ご自分で育てた苺なんて感激モノですよね☆
    しかし・・・次回は奥様、すぐに食べて下さい(T_T)/~~~

    チャップ君、役者ですね(笑)
    まさかと思いましたよ(@_@)
    パパ、ひどいなーって言われちゃいますね☆

    チャップランドって、歩いていたら分るんですかね?
    なかなかそちらまで散歩しないから、いつぞやチャップ君を見に行きたいです。

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  3. 旨い・・・じゃなかった、上手い!
    イチゴはうちでも作れるでしょうか?
    しかし鳥に気をつけけないといけませんね。

    あっ、うちも犬には気をつけないと・・・。
    フルーツは動物も大好物ですからね!

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  4. ぶーこさんお気の毒でした。
    うちのイチゴは、しっかりネットにガードされてます。
    まぁ、200株ぐらいはありますが(爆)
    親方が、毎年越冬させてますので(苗を取るため)

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  5. まとめてのコメ返で失礼します。^^;>おる

    たついちさん、こんにちは。

    「苺一会」
    いやっ、最初から狙っていた訳ではなく、記事の最後の方になってふと浮かんできました。
    下りてきたと云ってもいいかもしれません。(汗)

    まぁ、我が家の「喰っちゃった」事件、「ぶっ壊しちゃった」事件の犯人は大抵、チャップなのですが、これは現場検証するまでも無く鳥の仕業と判断できました。
    実は今、困っているのはチャップが父親の湿布を食べちゃうこと。^^;
    両親の家に行くとゴミ箱から湿布(貼るタイプ)をあさって、それを食べちゃうんです。
    既に3回。^^;
    勿論、消化されませんから翌日、激しく戻すのですが、最初は驚きました。
    いったい何が出てきたのか!って(汗)
    「オマエ、いつか切腹になるぞ!」と云うのですが、知らん顔しています。
    なので、両親は湿布薬の捨て場所に困っています。^^;
    しかし、ガムでも食べるような感じなんですかネェ~!困ったもんです。

    なけなしの1コ、カラスにやられご愁傷様でした。

    Akikoさん>

    まっ多少、脚色もしていますが、ぶ~ことは概ねこんな会話が繰り広げられています。(汗)
    とにかくオッチョコチョイなもんで、年中、奇声を発してます。(笑)

    可愛いっすよね。イチゴ!(by 群馬弁)
    確かに絵になる形です。
    実はその後、次々となっています。
    でも、食べ頃はまだ一週間ほど先でしょうか。いや、10日かな。

    まぁ、多分、鳥さんにまたやられちゃうでしょうけど…(汗)
    あっ、もう一匹、要注意人物がいるのです。
    甥っ子です。
    こいつがイチゴ好きで2年程前には我が家のワイルドストロベリーを食い尽くしました。
    多分、100や200は食べたかもしれません。
    まぁ、見つかったら最後でしょう。(笑)

    チャップランドは中仙道と平行している裏道を歩いていれば必ず分かると思います。(笑)
    是非、安中の裏道散策してみてください。


    ニシザワさん>

    大丈夫だと思います。
    最近の品種は病害虫にも強く、実もよく付きます。そして味もいいです。
    レースのカーテン越しでも育ちますし、それなら鳥や虫にもやられません。
    まぁ、くりまんじゅうもそれほど詳しくないのですが、イチゴはとにかく肥料を大量に与えることがポイントかと思います。
    是非、育ててみてください。^^)v

    なんでも食べちゃう雑食系のチャップですが、イチゴは苦手なようです。
    リンゴは好きなのですが、イチゴは食べません。
    あとバナナが嫌いみたいで匂いすらかぎません。
    不思議なものですねl


    はりーさん>

    200株とはまた大そうですね。
    イチゴ農園が始められそうです。
    まっ、イチゴなんて基本ビニール栽培ですから、外に出しっぱなしってことが敗因でしょう。
    しかし、鳥も知っていて赤く食べ頃になったのしか手をつけていません。
    まだ青(緑?)いのはそのまんま。
    いやっ、生き物って賢いですねぇ。

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  6. ナメクジではないかと思ったけれど、土から離れているもんんね。鳥なのか?

    ナメクジはイチゴが大好きです。
    イチゴのそばにビールを少し置いておくと、ナメクジたちはビールを飲んで酔ってダウンします。
    あまりにナメちゃんにやられるので、イチゴ栽培を止めました。

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  7. 千絵さん、おばんです。

    そう言えば、まだ実が赤くなる前に葉の上になめくじを見かけ駆除しました。
    ナメクジってビールへダイブするそうですね。^^

    でも、なめくじ説・・・
    うーん、どうでしょうか?^^;
    よく分かりませんが、1日2日にしてこれだけ多くの苺を根元までナメクジが食べつくせるのでしょうか。
    まっ、大量発生すれば、それもありなのでしょうが、見つけたときにはナメクジの姿はありませんでした。
    ナメクジって這った後が残りますが、それもなかったです。

    実はあれから約一週間。
    2,3日前から次の実が赤くなり始めて「うん?そろそろか?」と思っていたら、先ほど見たら、また喰われてました。(笑)
    ぶ~こにはまだ言っていませんが、また大騒ぎしそうです。
    しっかし、家の中に取り込まないとこのまま一生食べられない感じです。^^;

    あっ、そうそう、明日、うらさんや書記長たちと11名で「桐同窓会」で琵琶湖へ行ってきます。
    書記長とは15年ぶりくらいかな。(いやそれ以上かもしれない!)
    今じゃあ議員先生らしいです。(笑)

    千絵さんやhiroさんも来ればよかったのに!^^)v

    皆さん、オッサンになっているんでしょうね。
    帰ってきたら、また、ご報告いたします。^^)v

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  8. >あっ、そうそう、明日、うらさんや書記長たちと11名で「桐同窓会」で琵琶湖へ行ってきます。

    あらら、今日だったのね。
    今頃宴会が始まったころでしょうか。
    きっと楽しい同窓会になっていることでしょう。

    私は2度ほどK3UGのオフミに参加しましたが、いつもベロベロでほとんど覚えておりません。
    それだけ楽しかったのだと思います。

    あれから何年、いや何十年経ったのでしょう。
    しみじみ・・・
    同窓会ができるって、しあわせですね。

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