2011-05-29

とんかつ 幸楽

 ネタ不足に陥るとつい安易に「食べ物」系に走る。というか頼る。
 「食べモノ」主体のブログじゃないブログにありがちの典型的なパターンです。(汗)
 しかし、本日の「ゆめなか」もまさにそれ!
 ぐはっ、弱ったもんです。^^;

 で、そんなネタ不足の折、この日、伺ったのは「とんかつ幸楽」。
 地元、安中にある唯一のとんかつ専門店といってもいいとんかつやさんです。
 最近出来た今の店…と言っても15年位は経つかもしれませんが、その前の旧店からなので、もう30年は通い続けているかと思います。
 だいたい3ヶ月に1回くらいでしょうか。ということは計算すれば100回以上こちらのお店に行っていることになります。

 そんなくりまんじゅうが断言しましょう。
 はい、突然ですが、ここの「チーズ北京かつ」は抜群に旨いです。(笑)
 ご存知ない方に一応ご説明すると「チーズ北京かつ」は肉の間にチーズと辛子味噌のようなものを挟み込んで揚げてあります。
 この取り合わせが実に絶妙、美味なのであります。
 実際、こいつが好きで通っていると言ってもいいくらいです。
 多分、ここ20年くらい、個人では「チーズ北京かつ」以外を注文したことがありません。(ぶ~こが別の(エビフリャ~とか)を頼んでそれと分け合うことはありますが。)
 まぁ、サイズは若い頃は「大」そして、「普通」になり、今では「小」に変遷はしてはおりますが…^^;

 が、しかしです。
 実は、この日、初めて「チーズ北京」以外に挑戦しました。
 そう、とんかつ屋なのに出て来たるは「フォークとスプーン」でございます。
 何を頼んだかは、まぁ、そのうち…(笑)

 注文をして読書に勤しむのが最近のパターンです。
 ちにみに、今、読んでいる本がこれ!
 百田 尚樹氏の「永遠の0(ゼロ)」です。

 「僕は号泣するのを懸命に歯を喰いしばってこらえた。が、ダメだった。」
 児玉清氏絶賛!

 実はこの本、この帯に書かれた書評の文字に惹かれて読んでみる気になりました。
 でも、この時まだこの「児玉清」という人が先日なくなった俳優の児玉清と同一人物ということを恥ずかしながら知りませんでした。
 訃報を報じるニュースで児玉氏が書評を書いていた事を知り、手にしていた本を見てハッとしたものです。
 誰とも知らずそこに書かれた帯の文字を読み、手にとった文庫本。
 そして、その本を涙しながら読み進めていたある日、突然、亡くなった児玉さん。
 偶然とは言え、縁とは不思議なものです。
 生涯記憶に残る本の一冊になるかもしれません。

 ドーン!(笑)
 やってきました!

 もう一枚、ドーン!(汗)

 さて、今回、オーダーしたのは「タンシチュー」でした。
 まっ、もはやシチューと呼べるシナモノではなく、巨大にブロック肉ですが、でもシチューです。^^;
 芳醇なデミグラスソースに包まれた分厚いタンは実に柔らかく煮込まれていてホークの先でホロリと割けます。
 やや酸味を感じる味付けは好みの分かれるところでしょうが、くりまんじゅうは嫌いじゃありません。いやっ、好きです!^^)v

 ライス。そして大盛りキャベツ!ってところがとんかつやさんの流れですが、ここのご主人、元々は東京の西洋料理さんで修行していたので洋食は強いです。

 折角だから、もう一枚。ドーン!(笑)

 いやっ、正直なお話をすると撮影条件メチャメチャ悪かったです。
 格子戸で仕切られた小さな個室風のテーブル席だったのですが、とにかく暗い。^^;
 一応、真上に蛍光灯の照明があるのですが、光量が少なく、しかも両隣の個室は白熱球でその光が斜めから差し込んできます。
 更に格子戸越しには自然光が入り込み、影は出来るは、カメラの位置によって主な光源が変わってしまいホワイトバランスがシッチャカメッチャカ!な状態でした。(汗)

 お会計を済ませて、お店を出ると既に暖簾が下りていました。
 すみません。しばし食後の読書なんぞも勤しんでしまったもので長居してしまいました。

 ということで、とんかつの幸楽の「タンシチュー」お薦めです。
 でも、やっぱりくりまんじゅうは今後も「チーズ北京」一筋でいくと思います。(汗)

 < Nikon D700 + Sigma 24mm F1.8 EX DG MACRO >

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