駐車場に戻り、車に乗って美ヶ原を離れます。時間はもうすぐ午後4:00。
5:00になると一気に暗くなってくるので、「さてどうするか?」と考えます。
ビーナスラインを南に下りおり、そしてすぐを県道178号に左折して道なりに山を下りていけば、旧中仙道の和田宿の先へ出て行きます。そこから国道142号へ乗り込み、そのまま佐久へ向かうというこのルートが帰宅するには一番近いのですが、標高の高くない山はまだ紅葉していない時期ですので、あまり楽しいルートではありません。
ぶ~こに相談すると「霧が峰」-「車山」-「白樺湖」ルートで帰ろうとのことでした。かなり遠回りではありますが、ビーナスラインの王道です。
ハンドルを何度も切りながら、車を真南へ進ませます。
三峰大展望台に立ち寄りました。
駐車場の傍らにあった売店のお姉さんに声を掛けます。
「すみません!」
「はい!甘くて美味しいですよ…」
「あっ、すみません、とうもろこし…撮らせてください…」 と言ったら、怪訝な顔をされました。
一瞬、買わなくてはまずいかとも思いましたが、シャッターを切り早足でスタコラサと逃げました。(まあ、代わりにぶ~こが「でかいマーガリン」をたくさん買ったので…^^;)
展望台の方は言うと、確かにここ展望は言いのですが、その景色に迫力がいまいち足りません。
シロの生まれ故郷、浅科側に伸びる立科山(2530m)の裾野です。
右手には車山(1925m)のドーム。その奥には八ヶ岳連峰が見えています。
かなり冷え込んできて、ぶ~こは「寒いよう。頭が痛くなっちゃうよ~」と言いながら一目散に車へ帰っていきました。実際、一ケタ台の気温です。
霧が峰に出る間際、ついに陽が暮れ始めてしまいました。
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右側に霧が峰の「道の駅」が現れると、同じビーナスラインではありますが、諏訪方面から来る県道40号に左折して入ります。このまましばらく道なりです。
信州ビーナスラインを紹介するガイド本や旅のパンフレットなどでは必ず出てくる場所がここです。 そいう写真だと格好いい外国のスポーツカーなんかがコーナーを曲がってますが、そう都合よくそんな車は来てくれません。(^^;
車山の西側になります。
ドームの上に月が輝いていました。実際は写真よりもう少し辺りくらいです。ISO1600の威力です。^^;
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霧が峰富士見台展望台でもう一度だけ車から下りました。
ここからは、北方向を除く、ほぼ東西南180度の視界が効きます。
東側に八ヶ岳、そのすぐ右側に富士山、正面には南アルプス、その右奥に中央アルプス、さらに右手の西側には北アルプス。天気がよければ、その奥の御嶽山まで…まさに日本の三千メートル級の山々が一望出来るのです。勿論、昼間、天気が良ければの話ですが…
本格的なカメラマンたちが沢山いらっしゃいました。
しっかし、すっごいですねぇ… 一人で三脚三本立てているようなツワモノもいらっしゃいまして、くりまんじゅうなどビビってしまいとても近寄れません。まるで釣り師みたいです。^^;
白樺湖に近くなるころにはもはや暗闇同然でした。
さっきが最後と決めたのですが、もう一度だけ、展望駐車場に車を入れてパシャパシャと二枚だけとってさようならです。
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はい、この先は真っ暗闇夜のドライブがしばらく続いたのであります。その4:おまけに続きます。^^;
近くにいらしたんですね、よくいく霧ケ峰でも、このように多くの写真はとれません。旅行レポーターのようです。何時、車はうごいているのですかね〜。
返信削除ススキに立ち木のある絵はいいですね、色がいい。今度いってみたいですが、どの辺でしょう。
Kenさん、こんにちは。
返信削除はい、お近くに寄らせていただいておりました。(^^)
「ススキに立ち木のある」場所ですが、諏訪側からですと、県道40号でビーナスラインを上がって行き、スキー場を過ぎて道の駅で左折して美ヶ原方面(県道194号)へ進み、和田峠の6キロほど手前です。(八島湿原の先、鷲ガ峰の裾野だったように記憶していますが、「美ヶ原24km 和田峠6km」という大きな青い道路標識が頭上に出ていましたのでそれを目的に進めば分かると思います。)
旅行レポーターくりまんじゅう(笑)
写真が残っていたので一応張っておきます。(^^)
返信削除http://2.bp.blogspot.com/_BM33w-Fyvjc/SRE5aIJi_KI/AAAAAAAALxc/6vBcgnw-hfg/s1600-h/D3c_6079.jpg
親切にありがとうございます。いってみます。
返信削除詳しく書いて頂いたが、たどり着けますか。
真っ暗になったあとの続きたのしみにしています。
もう上がったかな。
無事に辿り着けましたら、是非、そのお写真も拝見させてください。(^^)
返信削除楽しみにしておりま~す。
真っ暗後…のおまけは、あまり期待されても困りますです。(苦笑)