しま-no-nakade No1

　（このお話はブログを通してお知り合いになった「しまねこ」さんご夫妻のお宅訪問をした日の偽らざる全貌であります。^^;　すみません、ついでにしばらく写真は出てきません。）

　大量の未読メールの中に埋もれていた一通のメール。

　実はメールチャックをするのをしばらく忘れていた。
　“しばらく…”と言う期間がどのくらいだか、自分でも分からないくらいの間だが、多分、２週間くらいであろうか…
　起動したアウトルックの未開封メールのカウントアップ表示が止まらない。
　30、50、100、200、300…
　ようやく止まった数字は500通を越えて少ししてからだった。
　受け取るメールはブログに付いたコメントを知らせるbloggerからの通知メールとこれまでに利用したネット通販からのもの、あとは迷惑メールが大半だが、時々、個人的なメールも混じっていることもあるので一括削除は無論出来ない。
　面倒だな…と思いつつ、未読マークの付いたメールの先頭からタイトルを眺め、不要と判断したものは間髪入れずに「DEL」キーが押される。

　「DEL」「DEL」「DEL」…
　「DEL」の連打！

　最近のメールは不必要な商業メールや迷惑メールほどタイトルが派手であり、私信など個人的なメールほどタイトルが地味だ。
　「あなたに会いたい！」などと、今更ありえないタイトルをつけてるくメールなど残念ながら瞬殺である。
　200通を過ぎても本文を読む必要のあるメールは一通もなかった。
そして、300通を越えた辺りだったろうか。いい加減、視神経と指神経の連動に疲れが生じ始めた頃…
　宙を舞った右手の中指が「DEL」キーに向かって振り下ろされた瞬間、左脳の一部が「ストップ」の緊急命令信号を右手の運動神経に送った。それに呼応するように手首の筋と筋肉が反応する。
　間一髪、間に合った。中指は「DEL」キーの５ミリ上空で辛うじて止まった。

　って、あぁ～、長すぎです。
　お前、下手でつまらん長編小説でも書くつもりなんかよ！ってな感じです。(^^;
　まあ、しかし、そんな感じで埋もれていたメールを発見したわけです。それ事実！

　差出人は「しまねこ」さんからでした。
　時々、ブログにコメントをくださっている同じ市内に住む猫好きの女性。最初は男性に間違ったけど。^^;
　送信日時を見るとメールを頂いてから既に一週間以上、経ってました。(^^;

　で、文面を読むと…
　まあ、私信ですのでおもいきり要約しちゃいますが、ようするに「もし、お近くにお越しの節は我が家にお寄りください」という「カモナマイハス」のお誘いのメールでした。
　ありがたいお話です。

　が、しかし、なぜ？

　ひょっ、ひょっとして新手の「マルチビジネス」のご紹介かも…
　いや、待て待て、ひょっとかしたら、怪しい宗教とかのご勧誘がその背後に潜んでる？
　いやぁ、場合よっては、友達いなそうな孤独そうなブロガー誘って、実は拉致して、そのまま強制的に東南アジアかどっかに連れて行かれて、腎臓とか角膜とか売られちゃうような秘密組織だったらどうしよう…（青ざめ）

　な～んてことはまるで考えもせずに、「すみません。メールチェックを忘れていてお返事が遅くなってすみませ～ん」とご返信。^^;

　その後、何度かメールをやり取りをしているうちに、5つ下の実弟の同級生と言う新情報もご判明。(^^;（こう書くとくりまんじゅうの年齢知ってる人はしまねこさんの年齢もわかってしまうけど…まっ、いいか！^^;）
　ついでに、お住まいの場所もよく知ってるとこ…（この辺では有名な銀座！）

　その後、やはりブログ仲間のyukiさんご夫婦誘って、くりまん亭での「飲み会」の時、デビル（同級生女子）たちに「実はしまねこさんからお誘いメールを頂いちゃったんだよね」とか言うと「おい、最近、くりまん、モテモテだなぁ！このモテオめ！」とか言いながら、「でも、勘違いすんなよ。単に愛猫の写真撮ってもらいたいだけだろうから！無駄な妄想はやめとけよ！」としっかり釘も刺されたりしたわけです。（笑）

　「やっぱ、そ、それが狙いかな！」
　「んなもん。決まってんだろ。くりまんに用があるなんて、まあ写真以外ありえんだろう」
　「…そ、そうでっか…」
　「あったりめぇだろ！くりまんに他に何が取り柄があるってかよ！」
　「………」

　やつら「鬼」です。そんな言い方しなくてもいいと思います。(^^;

　でも、まあ、折角のお誘いですから、なら機会があったら遠慮なく伺ってみましょう。って思ってました。
　が、しかし、気象庁が関東甲信地方の「梅雨明け宣言」したにも関わらず、天気が良かったのは宣言前後の数日間。その後は、ほぼ連日の雨です。散歩マニアのくりまんじゅう、なかなか散歩も出来ません。

　ってことで、なんだぁかんだぁ言ってるうちにメールを貰って約一ヶ月の歳月が過ぎてしまったわけであります。

　時は元禄十五年。ならぬ、時は平成二十一年。七月は二十六日。時刻はたぶん午後1時くらい。

　久しぶりにグッテン（グッドな天気な略）だったこともあり、ぶ~ことともに秋間地区唯一のお食事処ともっぱら評判な「たべものや　おいしんぼ　えつ」に行きました。そう、県道沿いですが、周りはお山と畑だらけです。

　http://yume-no-nakade.blogspot.com/2008/05/blog-post_4764.html
　http://yume-no-nakade.blogspot.com/2008/06/blog-post_02.html

　このお店、実に約1年ぶりに行きました。
　と、同時にこのお店について書いた上のどちらかの記事をしまねこさんがネットで探して読んでくださり、コメント頂き、それを切っ掛けにしてお知り合いになれたわけです。

　突然ですが、激空腹のぶ～こ…怖いです。実は家を出るときから少し、いや、かなり不機嫌でした。
　店に入るなりメニューを眺め「味噌ラーメンかタンメンが食べたいな！」と言い切ります。

　はい、この時点でオーダーメニューは決まりました。
　「か」と言いましたが、正確には「と」なんです。
　そう「味噌ラーメンとタンメンが食べたい」と言っているのです。
　くりまんの意見はもはや通りません。当然、その二つを頼むことになります。(^^;
　言うまでも無く、途中でドンブリ交換するわけです。

　「ここの餃子は大きいんだよね。」
　「そういえば、確かそうだった！」
　「じゃあ、それは一人前でいいね。」

　この状況下でくりまんじゅうに発言権はありません。
　「はい…でも、モツ煮も頼んでよろしいでしょうか？」
　一応、怖いぶ～こにお伺い立てます。
　「とれば！」
　「あっ、はい…」（言葉に棘があります…）(^^;

　いやぁ、久しぶりに食べる「えつ」のラーメン。
　強烈でした。とにかく量が物凄いボリュームです。味はかつてR18のバイパスに安中で初めて出来た札幌ラーメン「くるまや」の味そのものです。
　ニンニク、ギンギンだし！

　実はラーメンを待っているいる間、しまねこさんに携帯でメールしてみました。
　「いま、えつでお昼を食べているんですが、ご自宅にいらっしゃいますか？」というような簡単なメールです。
　数分後、返信があり…

　「いますよ～。よかったら寄ってください！」

　しかし、問題はぶ～こ。
　えつでの食事中、返信を確認してからぶ～このその様子を伺いつつ、
　「今、しまねこさんにメールしたんだけど、家にいるっていうから、しまねこさんのうちに寄ってみる？」と訊いてみると…
　「えぇ、なんにも持ってきてないよ。手ぶらでなんか行けないよ！」
　とのこと。

　但し、大盛りタンメン＆味噌ラーメン＆餃子＆モツ煮を食べて不機嫌さもだいぶ治まっているご様子。(^^;

　「そういうことなら、アイスでも買っていけばいいじゃん」というと…
　「えぇ、初めて伺うお宅にアイス？」と目がややつり上がりましたが…
　「でも、そんな仰々しいものを持って行ったら、行くこと前提に行ったみたいじゃん。えつにお昼を食べに来て、自宅にいたら行く、いなければ行かないって感じなんだから、逆に仰々しいものをもって行っても変だよ！」というと…
　「ふーん、分かった！」ということで…

　向かった先がここでした。

　新幹線安中榛名駅前に唯一一軒だけある商業施設。
　「ヤマザキ デイリーストア」（笑）

　駐車場に車を停めると「ちょっと満腹すぎて、もう少しエアコンでクールダウンしてるから…」とぶ～こがいうのでくりまんじゅうはその辺をパチパチ…

　コンビニに併設するというか、コンビニが併設されているんでしょうけど「びゅうヴェルジェ安中榛名」の建物です。
　ここに家が欲しい方は基本ここに来ます。

　相変わらず、5分経っても一台も通行しない前の道で…パシャリ！

　街路樹のセミの抜け殻…

　で、西を向けば妙義山。

　もう一枚、セミの抜け殻…（笑）
　北を向いて「新幹線安中榛名駅」です。

　どどどと、一気に写真が多くなってしまいました。
　正直に言います。ようするに書くのが少し疲れたからです。(^^;

　ということで、異様に長くなってしまいましたが、とりあえずここまで前振りです。

　次回…しまねこ邸の全貌が明かされる！乞うご期待！（笑）

　＜Nikon D700 + AF-S Nikkor 50mmF1.4G ＞