2009-07-06

松井田を歩く No4

 (松井田を歩く No3からの続きです…)

 特に面白くもおかしくもない田舎町の風景写真ですが、とりあえず、連載を始めてしまったので、いましばらくお付き合いください。^^;

 平日の昼間なので尚更なのかもしれませんが、見かけるのは子供とお年寄りです。
若い人たちは全くといっていいほど見かけません。



 この地域に建っている建物はほぼ例外なく古いです。これも若い人たちが住んでいないことの現れでしょう。

 いかにも「最近建てました」というような新しい家は殆ど見かけませんでした。

 駐車場と家を仕切る塀…平成の時代にはなかなか選ばない色使いです。(錆止めだけでペンキ塗ってないのか?)

 でも、嫌いじゃないです。

 車の通れない細い路地があちこちにあります。
 しかし、廃道とかではなく今でも立派に使われている生活道です。子供たちが通学に使ったり、お年寄りたちが近所の行き来をしています。

 このお宅は比較的新しい家でした。
 二階の窓に置かれたペチュニアの花が目を惹きました。

 しかし、人がいません…

 振り返っても…誰も見かけません。^^;

 エアコンの室外機が少し無粋ですが、逆にその雑多な様子が生活感を感じさせます。

 排水管がエコでしぶいっす。ある意味、この作り見事っす。(笑)

 どこかで見た懐かしい景色です。
 そう、中仙道を一本奥に入った安中の裏道もこんな感じです。

 かなり急な斜面、シャコタン車はまず無理です。^^;

 「御成婚紀念道路」という文字が読めます。
 碑の古さからして、皇太子や平成天皇というないでしょうから、昭和天皇…でしょうか。
 昭和天皇の御成婚って確か「昭和2年」だから、80年ほど前ですね。

 この場所で「チャリチャリーン」と耳に優しい風鈴のいい音が聞こえてきました。

 どこで鳴っているのだろう…と思ったら、このお宅でした。
 軒下に風鈴が一つ下げられただけでも、いいもんですね。実に風流です。
 もう少ししたら、縁側に座って、冷えたスイカを食べながら、その種を「ペッペッ!」ってしたり、夜になったら線香花火でもするのでしょうか…

 くりまんじゅうが感慨に耽っていると、オジサンが自転車で颯爽と通り過ぎていきました。(笑)

 さて、まだまだ散歩は続くぞ!


 続く…

4 件のコメント:

  1. このシリーズは良いなと思いながら観ています。
    私のジャンルもお散歩写真ですから。

    うちのご近所は土塀の残る古い街なので「良いな。。。タダの散歩が絵になる」とか言われますが、散歩というのはドコでも出来るし、写真もドコででもナニか撮るモノを見つけられる筈。

    私が松井田を歩けばレンズの向けられる方向というのは違う筈で、まあソコが写真の面白いトコ。。。
    と言うような事を誰にともなく (笑

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  2. これがシリーズNo4なのでちょうど半分終わりました。一応、No8で完結する予定です。^^;
    いえ、行程的には3分の1も行ってませんが、このペースだと切りがないので、後半飛ばします。(^^;

    でも、どんな場所もゆっくりと歩いてみると本当にいいものだと思います。
    まあ、天賦の才ってやつがあれば、ただ歩くだけでも色々なものが見えるのでしょうが、凡人はカメラを持って歩くのいいですね・・・普段、見えない、見てないものが、見えてくる感じがします。

    もし、楽しんで下っているのであれば、幸いです。まだ4回続く予定ですので、期待はできませんが、適当にご期待ください。^^;

    かしこ

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  3. このシリーズ、自分も好きです。
    1枚目、なぜか印象に残ります。子どもがいいアクセントになってますよね。
    あと最後の颯爽と自転車で通り過ぎていくオジサンのやつ。良いです。
    カメラを持って歩くと「普段、見えない、見てないものが、見えてくる」・・・同感ですね^^

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  4. こういうのが好きなのは多分、お歳を召した証拠です。(笑)>37su
    まあ、37suさんの場合、普段の生活がどっぷり都会だから、逆に新鮮なのかもしれませんね…
    この日の松井田散歩は金曜の午後でしたが、約2時間弱…子供とお年より以外は見かけませんでした。基本的に15歳未満か65歳以上…^^;
    まあ、表通りを歩けば、若い人もいたのでしょうが、裏道だったの余計にそれを感じました。
    明日からまたシリーズ再開致します。(^^)v

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