2010-04-23

3Dテレビ

 3D(三次元)TVが売り出されたそうですね。
 テレビのワイドショーとかで報じているのを見て知りました。

 パナソニックの「ビエラ」。
 ビエラって言えば、小雪さんだと思ったら、今度のCMキャラクターは「石川遼」くんなんですね。まあ、それはどうでもいことですが…(汗)
 液晶ではなくプラズマで、大きさは50型と54型があるそうです。デカ!
 ちょっと価格コムで値段を見てきたら、50型が309,000円、54型の最安値が398,000円でした。現在、くりまんじゅう家で見ている東芝の液晶テレビ(37型)が、当時58万円だったので、正直言って微妙な価格って感じです。
 あっ、でも、云っておきますが、買うつもりとかはありません。
 というより、現在の経済状況からして仮に「つもり」があっても買えません。まあ、到底無理っていうやつです。^^;

 でも、昔から3D映像というものには興味はありました。
 多分、もう15年位前になるかと思いますが、大阪の天保山のサントリーミュージアムに超巨大スクリーンで3D映像が見られる「IMAXシアター」ができた時は、わざわざ群馬から大阪まで出かけていったものです。(ちなみにサントリーミュージアム、お客さん不足で今年末で休館だそうですね。残念なことです。)
 実際、初めて見た本格的な3D映像にはとっても感激したものです。(それまで赤と青のセロファン付けて見るようなショボイのは経験してたけれど…^^;)
 さすがに大阪は遠すぎで、そうは度々訪れることは出来ませんでしたが、その後、オリンピックにあわせて長野の穂高にもIMAXシアターは出来たり、新宿の高島屋に出来たりして、けっこうあちらこちらで3D映像を楽しみました。

 本日(4/22)外は雨、しかも真冬のような冷たい雨。
 さすがにこの雨の中をチャップを連れて散歩に行く気は起きず、「ならば!」ってことで市内のヤマダ電機へ行ってみました。勿論、3DTVを見てくる為、まっ、新しいもの好きです。^^;
 お店に向かう途中、でも、今朝からテレビ報道とか随分とされていたので、ひょっとしてお客さんいっぱいいるのかな?と思いましたが、店内ガラガラ、しかもTV売り場にお客さんは一人もいませんでした。^^;
 展示してあったのは「50型」のタイプ。そして、テレビの2mくらい前に体験視聴用の3D眼鏡がラックにセットされていました。

 早速、3D眼鏡をかけて見てみます。
 お客さん、誰もいないのでまさに見放題です。
 3Dテレビに映されていたのはパナソニックの体験視聴用のブルーレイなのででしょうか、ちょうど遼くんのゴルフスイングが流れてました。
 さて、3Dテレビ初体験の瞬間です。
 「おぉ…確かに3Dだ!」
 当たり前ですが立体的に見えます。ボールがこっちにやってきます。
 誰もお客さん来ないのでそのまま調子に乗って15分くらい見てみました。

 で、感想です。

 『その1.普通に見ると50インチというのはとても大きいけれど、3Dで見るとやけに小さく感じる』

 もちろん、IMAXシアターとかとは比べようもありませんが、目の前が殆どスクリーンの映画やテーマパークの3Dとはまったく違います。
 例えば、こちらに何かが迫ってくるような映像でも、すぐにフレームの外に出てしまうので、迫力や臨場感には乏しいです。

 『その2.サングラスのような眼鏡を掛けるので妙に暗く感じます』

 なんだか、開放F値の大きいレンズを付けてファインダーを覗いている感じです。^^;
 まあ、明るい店舗で見たということも大きな要因でしょうが、映像が妙に暗い感じがしました。部屋を暗くして見た方がいいのかもしれません。

 『その3.やはりメガネは鬱陶しい』

 言うまでもないことなのでしょうが、それでもテレビを見る為にわざわざメガネをかけるのは煩わしいというか鬱陶しいです。メガネonメガネのくりまんじゅうは余計にそれを感じます。
 仕方がないということは分かりますが…

 『その4.遠近感が少しわざとらしい』

 サンプル映像と言うことで強調しているのかもしれませんが、遠近感の諧調性が滑らかじゃなく、奥にある画像、真ん中の画像、手間の画像というように3枚の絵を重ねているような映像に感じました。
 なんか「ほら、どうです。立体的に見えるでしょ!」って言っているような画。^^;
画面のサイズの小さいことがそれを感じさせることなのかもしれませんが、もう少し自然に見えて欲しかった。

 『その5.それでも楽しい』

 ネガティブな感想ばかりを並べてしまいましたが、最初の3Dテレビとしたらよく出来ているし、3D映像ってやつは、やっぱり楽しいです。
 肉眼とは違うけど、当然のことながら2Dよりリアリティはあるし、エンターテーメント性も高いです。
 3Dが当たり前になったら、芸能人とかも、やけに身近に感じるかもしれない。「あっ、いつも見てるよ!」って感じです…

 で、他にも色々と感じましたが…いちいち書いても仕方がないので割愛しますが…まあ、なんですね。
 正直に言っちゃえば、3Dテレビの最大にして最強のキラーコンンテンツとなるとやっぱり「アダルト」ものなんだろうなぁとか思います。(汗)
 そう、30年前、ビデオを家庭に普及させた立役者。^^;
 マスコミとかでは話題にしにくいことですが、実は影の黒幕であり実力者(笑)。こいつが頑張らないと本格的には広まらないんじゃないかと思います。

 実際、今はもう、そんな元気も興味もないけれど(大汗)、20年前なら欲しかったかもしれない。まあ、経済的にもバブルだったし…(爆)

 ということで、機会があれば皆さんも実際に見てきてください。
 あっ、勿論、銭持っている方はご購入なさっちゃってください。日本経済のためにも!^^;

7 件のコメント:

  1. 知人は買うと申しておりますが>3DTV
    個人的には、まぁときどき映画館に行けば良いかな?と思います。
    まぁ、彼の場合やや早くTVを買いすぎたので、37型でハーフハイビジョンでHDMIにも未対応というのが悔しいみたいですが。
    IMAX方式と、ワーナーマイカルのは違うらしいので、箕面までIMAXを見にいきたいと思っていますが、さて微妙に箕面も遠いです。コマドリさんとセットで行くかなぁ?(長時間で疲れそうですが)
    アバターも見ましたが、手前に飛び出すよりも、奥行き感を出す方に3Dを使っているので、割と自然でした。
    あり得ないCG風景とのなじみも良いです。
    ワーナーマイカルでは、クリップONの偏光グラスだったので違和感はましでしたが、やはりやや暗いのはしょうがなかったです。
    映画業界は生き残りをかけて、3Dに走ると思いますが、いまだにモノクロ写真が生きているように、2Dだって無くならないと思います。
    ホログラフが実用化されるまでは(と思います)

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  2. 「37型でハーフハイビジョンでHDMIにも未対応」
    知人の方だと同じです。^^;
    弟からブルーレイを貰って接続しようとして…げっ、端子がない。って思わず固まりました。^^;
    でも、買い替えはできません。^^;
    痘痕ー…(すっごい変換するんですね。^^;)実は見てません。
    ちょっと前なら、公開日に見たと思うけど、最近はそんな元気もないですね。

    また、おっしゃるように全面的に3Dへ移行するとはワタシも思いません。
    ワールドカップのサッカーの日本戦なら3Dで見てもいいけど、食事中、ただ映っているだけのプロ野球中継とかを3Dで見たいとは思わないですから…
    実際、ながら見に3Dは適さないですよね。

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  3. やはり頼れるのはアダルトでしょうねw
    今から25年程前にLD(レーザーディスク)と粗同時に発売されたDVD(接点型)ってご存知でしょうか。
    僅かな時間で消滅してしまったフォーマットですが3D機能が付いていて当時としては画期的だったと思います。
    映画「ジョーズ」が3D化されてデモを見たのを覚えていまあす。
    今、見れが子供騙し程度の3Dでしょうが当時の僕は
    「お~ぉぉ!」なんて声を出していたのでしょうね。
    で、アダルトビデオを「AV」って良い出したのもその頃だったと思います。
    で、僕はみていませんが当時AV系ソフトの一部がDVD3D化発売されたらしいのですがハードすら持っていない僕を非常に悩ませる事件でしたw
    で、どうだったんだろ?やっぱ良ったのでしょうか?
    なぜだか昨日からノスタルジーな話題が多いですねw

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  4. ちなみに、うちに実家のTVも微妙に古くて...
    実家は電波障害等でCATVなのですが、CATV用の地デジのチャンネルが設定できません(怒)(正確には2つだけ映る)
    解らなかったので、電気屋(設定部隊)にも来てもらって、最悪ブースターは買うべし!と腹をくくっていたのですが、設定部隊が対策部品も無いという結論をPanasonicにもらってすごすごと帰って行きました(気の毒)
    で、今はどうしているかというと、HDDレコーダのチューナー経由で観てます。
    買い換えは...やはりちょっともったいないですから。

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  5. FUNKY★DOGさん>

    パイオニアのLDに対抗してビクターが提唱したVHD規格ですね。
    憶えています。
    くりまんじゅうはLDを買ってしまいました。カラオケ用に…^^;
    見たことはありませんが、VHDの3D機能っていうのは、なんとなく記憶に残ってます。
    あの頃はよく色々な規格が出来ては消えましたよね。
    もう少し前ですが、オープンリールのテープをカセットに入れた「Lカセット」を録画再生するカセットデッキなんかも買いましたが、あっという間に消えました。^^;
    最近、そういうことに疎くて詳しくないのですが、3Dの規格や方法も色々あるみたいですね。
    「アダルト」…
    実は、ついさっき、「3D アダルト」ってフレーズでちょっとググッたら、もの凄いサイトを見つけてしまいました。(汗)
    「アダルト業界初!!HD画質で脅威の無修正3D立体写真と立体ムービーを配信するサイト」世界初の無臭性立体アダルトサイトだそうです。(笑)
    健全なるゆめなかですので敢えてアドレスは書きませんが、興味のある方はググってみて下さい。(爆)


    はりーさん>

    以前書きましたが、くりまんじゅう家もご一緒です。
    ある日、突然、TVの地デジチューナーでは映らなくなってしまいました。
    アンテナのレベルは超強力なのですが、朝、9時ごろになると突然映らなくなります。
    で、東芝のサービスに来てもらったら、その日から一ヶ月くらい映るようになり、「大丈夫です」って断ったらまた映らなくなりました。^^;
    なので、同じようにブルーレイのチューナー経由で見ています。

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  6. 一時期、レーザーカラオケで一世を風靡した「タイカン」という会社は、うちの近所の「大観町」から名前を付けたそうで、その辺の出身の方がやってました。
    しばらくして、通信カラオケに駆逐されましたが。
    うちにも、LDカラオケセットありましたよ(笑)
    ほとんどカラオケなんかやらないのにね。

    くりまんじゅうさんは『Lカセ』持ってたのですか?
    凄い!恐竜の化石だ!
    そう言えば、オープンリールも持ってたのですよね。
    あのころはナカミチが欲しかったのですが、AKAIしか買えませんでした(汗)

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  7. それまでカラオケは8トラ(汗)のやつだったのですが、LDに変えた記憶が残っています。
    くりまんじゅうもカラオケやる人じゃなかったのですが、当時、従業員とかにカラオケ好きが多かったので…^^;

    Lカセット、確かソニー製でした。(汗)
    なんか妙にでかかった記憶がありますが、どこに行ってしまったのかは忘れてしまいました。
    オープンリールは今でも会社の2階の押入れにあります。
    やはり、AKAI製です。(笑)

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