2009-04-10

花と蜂

 旧安中から野殿の丘へ上がる道沿いに、毎年、黄色い菜の花と紫の大根の花が沢山咲く場所があります。(ちなみに大根の花(諸葛菜・花大根・紫花菜)というのは、食用にするあの大根とは無縁です。)
 3月の後半から4月前半まで、そこを通る度に毎年、眼を楽しませてくれます。

 4月3日、出社前にちょっと寄ってみました。少し幅のある路肩に車を停めカメラ持って出撃です。(^^;

 この日のカメラはD700に「Nikkor 50mm F1.4D」を付けてました。
 なので、これが最短距離です。蜂さん、これ以上大きく撮れません。(^^;

 仕方がないので…車に戻り、「Tamron 180mm Macro」にレンズを交換してきました。

 最短距離に寄らずとも結構大きく写せます。
 昆虫をこんなに何枚もマクロするのも初めてです。

 調子に乗ってマニュアルフォーカスも使ってみました。

 ピンが眼に来てます。拡大してみてください。(あっ、普段は長辺800Pixですが、今回1枚目以外長辺1024pixです。マクロ写真はサイズが大きくならないので助かります。^^;)

 でも、これは羽にいっちゃってます。(^^;

 ピン以前にこれは尻です。^^;
 基本的にこらえ性がないので、狙った背景の狙った花の構図に蜂がやってくるまでなんて待てません。そう簡単にこちらの希望通りにやってきてはくれないのです。

 で、つい蜂を追いかけてしまうので、構図的にちぐはぐなものが多くなります。^^;
 蜂を撮りながら、以前、37SUさんが、「結構一箇所で雰囲気のある人を待ち続けます」と言っていたことを実は密かに思い出していました。

 37suさんやはりーさんなら、この花先に蜂がやって来るのをまってんだろうなぁ…って(笑) (はりーさんもずっと鳥待ってたりするし…)
 でも、くりまんじゅうはそれが出来ないのです。んなまでして写真なんか撮れなくたっていいや!ってつい根性のなさが露呈しちゃうのです。(^^;

 実際、そういうのが待てるのって言うのも「能力」であり「才能」だと思います。
 よく、「この子は能力はあるのだから勉強さえすれば成績も上がる」などと言いますが、実は「勉強をやれる」ことがそもそも能力なんです。なんたって「勉」めて「強」いることなんて凡人はしたくないのが当たり前ですから。
 でも、それをやる。やれる。まさしくそれが能力です。才能です。教えごとじゃありません。


 なので、やっぱ俺って才能ないなぁ…と思いながら、悲しい気分でシャッター押してました。(笑)

 ということで、最後は「蝶」くんで終了です。

 写真一つとっても色々と考えさせられるわけであります。^^;
 まあ、色々とそんなことを考える「才能」だけはあるのかもしれませんが…^^;

3 件のコメント:

  1. 待ってません(笑)
    どんどん、鳥を探して移動です。
    実際には縄張りを巡回しているこも多いので、一度見たときはしばらくして同じ所で待ったりする方が良いらしいですが、あんまり長時間待ったりすることは無いですね。
    ポイントがわかっていれば、待つときも有りますが、相手が鳥なので、必ずは無いですから。
    ご一緒の方とよく無駄話はしてますけど。
    (で、撮り損なったりして...)
    アポラン180mmはマクロでは無いので、最短1.2mなのです。

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  2. 訂正させてください^^

    「結構一箇所で雰囲気のある人を待ち続け'ることもあり'ます」

    基本、私も待ってません(笑)

    で、んなまでして写真なんか撮れなくたっていいや!って同じように思い^^
    カメラを持って徘徊してます(笑)

    ただ「こーいうの撮りたい!」と思ったときはやっぱ待つかなあ・・

    人ではないですが、以前送ったコンテナ群の上を通過する飛行機の写真を撮った時は、
    夢中になって気が付いたら半径100m程の範囲で2時間程費やしてました(汗)

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  3. なんだ、はりーさんも37suさんも基本的には「待てない派」ですか。
    あぁ、とっても安心しました。(笑)

    でも、コメント拝見するとお二人とも、待つ時はやっぱり待ってる。(笑)やるなー!
    仮に同じものが撮れたとしても、待った結果なら「必然」。けど待たなかったら「偶然」。この違いは大きいです。(^^;

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