やっぱいいわ…

　D-300が戻ってきたので、久しぶりに会社へ連れて行くことにした。 （1/9のこと)

　レンズは買った当初、あれほど絶賛したにもかかわらず、まったく使わなかった「Ai AF Micro-Nikkor 60mm F2.8D」を付けてみた。＾＾；

　今年に入ってからは、ずっと年末に買ったオリンパスの「E-520」。毎日オリンパ！
　とにかく軽し、小さいし、手ぶれ補正内臓なので２本のレンズで28mmから600mm（相当）まで手持ちで全部いけるし、写りもけして悪くないし、実際、結構、気に入っている。

　はい、E-520+600mm超望遠キット、悪くないどころか、かなりいいです。(^^)

　ちょいとカメラ好きの方々は「フォーサーズはぼけ味がどうの…」だとか、「高感度がどうのこうの…」とかいいますが（言ってました＞自分^^;）、製品として完成度が高いと思います。

　お父さんやお爺ちゃんが運動会や発表会で子供や孫の顔をど真ん中に大きくはっきり写したい。好きなものをとにかく大きくと写したい。ずばり、そういうカメラです。

　単純にそれが出来るカメラなんて（この価格で）他にないし…

　カメラに限らず、主張のはっきりした「モノ」の好きなくりまんじゅうは、それを感じた時点で「認め」ました。同時に、カメラなんてこれでいいじゃないかな…という気もしてきた。
　マニアックになり過ぎて、ディープなオタッキーワールドに陥るより、人として健全。変なこだわり持つよりも、賢そうに見えるし・・・（笑）

　昼過ぎ、いつものように会社を抜け出してお散歩写真出発です。

　久しぶりの「D300+60mm Maicro」、こいつめ、重いったらありません。首と肩が軋みます。(^^;

　あれ、こんなにデカクて重かったけ？自然とため息が出てきます。

　ついでに辺りはすっかり冬景色…特に写欲を誘うものもなし…ただ、ぶらぶら歩くだけ…

　そして、ぶらぶら一キロほど歩いた時、堤防の上でくりまんじゅうがつい呟いてしまった一言が…

　「でも・・・やっぱいいわ。ニコン」（笑）

　なにがいいってその重さ。(^^;
　ついでにラバー越しに伝わってくるマグネシウム合金の硬さとその冷たさとかも…写りとかは、あんまし、よく分からないけど…(^^;

　言ってた事が、思いっきり矛盾するのだけど、なんかいいんです。
　その質感つうか、なんつうか…(^^;

　同時にカメラは機能だけじゃないことにふと気が付きました。

　古い中古のフィルムカメラとか、大枚叩いて買う人がいる…
　いったい、なにがあんなのいいのだろうって実は少し疑問でした。でも、ほんのチョッピリ分かる気がした。（買わないけど…）

　そうか、カメラって時計に近いのか！

　若い頃は見た目に似合わないほどのロマンチスト^^;。けれど、２０数年前、ＰＣを触るようになり、さらに世間の厳しい荒波に揉まれてから、すっかりドライな合理的な思考へと変わったくりまんじゅうですが、自己矛盾覚悟で、「これも十分ありかな！」みたいな…（笑）

　考えてみたら、オリンパだったら写真撮る時以外は常にバッグに仕舞ってる。でも、D-300だとコタツに入りながら、なんとなく触っていてもいい感じ。（笑）

　あぁ、趣味ってきっとそういうもの。この歳になって再び感じたこの感覚。

　ＣＭで言っていたキムタクのセリフ。
　オジサンの心を突いているいいセリフ（コピー）だと改めて思いました。

　「やっぱいいわ。ニコン」

　実は、自然といいたくなって、土手の上でもう一度、言っちゃいました。（笑）

　37suさんの「ニコンがいいかな…」という気持ちわかります。
　ついでに、なので「D90」がとってもいいと思います。(^^)v
　なので、手にして言っちゃってください。

　「やっぱいいわ。ニコン」（笑）