秋の碓氷湖・眼鏡橋No3

　（秋の碓氷湖・眼鏡橋No2からの続きです…）

　碓氷湖から碓氷第三橋梁、通称眼鏡橋までは約１キロちょっとの距離です。
　県外の方や鉄道関係に興味のない方はご存知無いかもしれませんので、一応、説明なども…（まあ、いつものようにウィキからの引用なのですが…^^;）

　碓氷第三橋梁、通称眼鏡橋は碓氷川に架かる煉瓦造りの 4 連アーチ橋で、碓氷峠の代表的な建造物です。

　着工は1891年。
　高崎駅（群馬）と直江津駅（新潟）を結ぶ路線（後の信越本線）のうち、横川駅～軽井沢駅間の区間だけが未開通だったため、急ピッチで工事が進められ、1893年に竣工しました。

　1963年に新線が建設され、アプト式鉄道が廃止されるまで使用されました。
　０歳時から、祖母の背中におぶられて、信越線を往来していたくりまんじゅうは、多分、列車でこの橋を渡っているはずです。
　もちろん、記憶はまったくありませんが…^^;

　橋の全長は 91 メートル、川底からの高さ は31 メートル。
　この橋梁に使用された煉瓦は約 200 万個に及ぶそうです。
　いったい何人の職人さんが携わったのかわかりませんが、当然、手積みでしょうから、まったく気が遠くなるような数です。
　現存する煉瓦造りの橋の中では国内最大規模だそうです。

　1993年に「碓氷峠鉄道施設」として、他の 4 つの橋梁等とともに日本で初めて重要文化財に指定されました。

　現在は横川駅からこの橋までの旧線跡が遊歩道になり、橋上の手すりや国道18号へ通じる階段などが整備されています。
　そう、そこをくりまんじゅうも歩いたわけです。

　ちなみに、国際連合教育科学文化機関（ユネスコ）の世界遺産への登録を目指し、2007年6月に暫定リスト入りをしたそうです。
　富岡製糸との「合わせ技」を狙っているみたいです。^^;

　しかし、落書きがレンガの橋脚に彫り込まれるいたずらが多発しており、関係者は、対応に苦慮しているそうです。
　はい。実際、くりまんじゅうも多数の落書き見ました。
　ただ、書くのじゃなくて先端の尖ったものでレンガを彫るから始末が悪い。^^;

　と、まあ、概略はそんなとこ…^^;

　車で30分弱、すぐご近所とい言ってもいい場所ですし、平成の大合併で今では同じ市内ですので、昔から良く知っている場所ですが、以前は旧18号から見て、「ふーん、随分と古い橋だね」という程度でしたが、最近はなんか人気のスポットみたいです。

　横川駅や碓氷湖からのハイカーたちも多いですが、観光バスなどもガンガンやってきます。
　特に、関西方面からの観光バスが多い感じ。
　多分、ツアーに組み込まれているのでしょうね。

　考えるに、高速でやって来て、まずは軽井沢に寄り、旧碓氷峠を下りながら、ここ眼鏡橋でお客さんを下ろしてハイキングを楽しんでもらう。で、バスは碓氷湖か鉄道文化村で待っているというパターン…でしょうか…

　その後「おぎのや」に寄って「峠の釜飯」もまずお決まりのセットでしょう。（笑）
　ついでに言えば、泊まりは「伊香保」か「草津」温泉。

　まあ、なんとなく想像がつきます。
　まったく違うかもしれないけれど…

　でも、悪くない場所ではあります。（笑）
　（世界遺産といわれると少し引きますが^^;）

　昨年、初めて橋の上に上がってみたのですが、ちょっと感動しちゃいました。
　http://yume-no-nakade.blogspot.com/2008/06/2.html
　まあ、一度経験しちゃうと２度目はさほどの感動はありませんでしたが…^^;

　でも、この橋の上を蒸気機関車が走っているというのは、なかなか絵になったでしょうね。（正しくはアプト式で押され・引っ張られて？て言ったのでしょうけど…）

　お写真的には、夕暮れ近くになり陽が翳っちゃったのが、少し残念でした。

　前記事の最後に書いたように、トンネルと橋ばっかり…だったでしょ！^^;
　あっ、もっと早く知っていれば、くりまんじゅうも天道虫とかマクロで撮ったのに…（爆）
　さ～て、碓氷湖に戻りましょう。

　＜ Nikon D700 + Tamron SPAF28-75mmF2.8 ＞