車山からビーナスラインを進み、霧が峰に入りました。
ビーナスライン中で最も見晴らしのいいという「霧が峰 富士見台」駐車場です。
とても大きな駐車スペースがあり、その脇に売店兼食事処があります。
何度もいうようですが、天気のいい時のここは、もう、ここはまさに大絶景!
でも、はっきり言って写真撮るのは少し難しかったです。
そう、言うまでも無く露出…です。^^;
上の写真もそうですが、お日様が入る角度ですと、どうしても暗くなる。^^;
で、明るく補正すれば、当然、雲が白く飛んじゃう。
しかも、太陽が雲の中に出たり入ったりで…更に露出が難しかったです…^^;
まあ、それはそれとして…
本日は「山のお勉強」など…日本の高い、高いお山…(笑)
若い頃は山なんぞにな~んにも関心はありませんでしたが、30を過ぎた頃から妙に気になり始めました。
だって、人間の歴史なんか問題にならないくらい前から、そこにあったのだから…
千年とかいう単位とは別次元の単位で日本というこの国にあるというだけで「なんか凄いなぁ!」って思っちゃうんですよね。
まあ、それはべつに山に限らず、川もその辺の裏山だってそうなのですが、山はやっぱり象徴的なので…^^;
もちろん、煙となんとかは高いところに上がりがたがるってのもありますが(^^;、山を見て「あれはなんとか岳」とかしっているっていうのも格好いいじゃないですか。(笑)
せめて、写真に撮る山くらいは…(大汗)
さて、「富士見台」は南を向いています。まず、これは前提…
で、左側(東側)を向くと…
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八ヶ岳連峰です。長野山梨にまたがる約30キロの山体。最高峰は2,899mの赤岳。
「八ヶ岳」と言いますが、それは山塊の総称であり、山そのものに八ヶ岳と名付けられた山はありません。
大きな岳が8つあるから、「八ヶ岳」と思っている人もいらっしゃいますが、「八ヶ岳」の由来は、「八百万」などと同じように、山々が多く連なる様子から「たくさん」という意味で「八」としたとも、幾重もの谷筋が見える姿から「谷戸(やと)」にちなんで名づけられたとも、複数のいわれが存在するそうです。
続いて霊峰「富士山」。
まあ、富士山に説明は不要でしょう。
誰もが認める、日本一の山。日本人全員の故郷の山。
標高も3,776mで、他の山とは高さがまるで違います。
ただただ大きく美しい山です。
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富士見台から南を正面に向くと甲府盆地と赤石山脈が見えます。通称南アルプス連峰。主峰は北岳。標高3192m。北岳は日本で2番目に高い山です。
日本には標高3000m以上の山は21座ありますが、そのうち半分近くの9つがこの山脈にあります。
奥深い山奥にあり、北アルプスに比べて一般的な知名度は低いですが、山登りには愛されている山です。
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さらに右側に目を移すと「中央アルプス」。本州の中央部を長野県の木曾谷と伊那谷に跨って南北に連なる木曽山脈です。
最高峰は木曽駒ヶ岳の2,956m。残念ながら3000mに少し足りません。^^;
バスとロープウエイを乗り継ぎ、標高2612mの千畳敷カールまでハイヒールでも上がれます。^^;
また、3000m級の山頂へ登頂するにも、割と簡単でなんちゃって登山者には打ってつけの場所でもあります。^^;
もちろん、山の天気を「舐めたらあかんぜよ!」であることはいうまでもありませんが…
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そこからもう少し右手に視線を移すと「御嶽山」。「木曽のなぁ、中乗りさん、木曽の御嶽山はなんじゃらほい!」の「御嶽山」です。(笑)
ちなみにこの木曽節の「中乗りさん」って知ってますか?
その昔、木曽川では木曽の山々から切り出された木材を運び出す際、藤ヅル等で木を縛り合わせた筏が使われており、その筏の上を前後左右に飛びながら筏を操る人を「中乗りさん」と呼んだそうです。
なるほどね。
実は、くりまんじゅうはずっと「中乗りさん」って「乗鞍山」かと思ってましたが、まあ、そういうことらしいです。(どっと汗)
御嶽の標高は3,067m。もちろん、日本百名山の一つ。標高3000mを超える山としては日本国内で最も西に位置しています。
古くから信仰の山として信者の畏敬を集めてきた巨峰で、いくつもの峰を連ねてそびえる孤高の存在です。
くりまんじゅうも大好きな山です。
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更に右(西)に目をやると「乗鞍岳」が見えてきます。主峰、剣ヶ峰は標高3,025.6m。
2,700m付近にある駐車場(畳平)まで乗鞍スカイライン(岐阜県側)や乗鞍エコーライン(長野県側)といった自動車道が通じていることもあり、つい6年ほど前までは、「日本で最も登りやすい3,000m超級の山」「ハイヒールでも上れる高山」とも称されていましたが、今では「マイカー規制」されています。
くりまんじゅうも何回も畳平へ車で行ったけど、それはもう叶いません。
まあ、少し寂しい気もするけれど、これも仕方がないですね。^^;
で、さらに右を見ると、北アルプス(飛騨山脈)「穂高岳」が見えてきます。
標高3,190mの山(奥穂高岳)。日本第三位の高峰。もちろん、日本百名山の一つ。
アルピニストの聖地。
ロマン溢れるくりまんじゅうの大好きな漫画「岳」の「島崎三歩」の暮らしている山です。(笑)
この山の麓が「上高地」…
あぁ、行きたい!^^;
そして、さらに、もう少しカメラを右に振ると「槍ヶ岳」も見えてきます。
標高は3180m。
名前の如く天に槍をつく形が特徴的な高山であり、その形から「日本のマッターホルン」とも言われています。
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残念ながら、その先の北アルプスの山並みは見えません。^^;勿論、車山山頂からなら見えちゃうのでしょうが、「富士見台」ではここが限度です。
なんで、もう一度、左に振って八ヶ岳…^^;
お食事処で「お蕎麦」を食べたのですが、周囲の絶景見るのに余裕がなくて、そんなものにカメラは向けられませんでした。(爆)
ということでもう一回だけ続きます。^^;
< Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 >
こんばんは☆
返信削除絶景ですね。秋の空、白い雲、山々。
霧ヶ峰ですか。行きたくなってしまいました。
でも、早く行かないと路面が凍結しますよね。
富士山が綺麗に見えています。
あきさん、おはようございます。
返信削除この日は空気も澄んでいて、とっても、とっても絶景でした。
写真を撮らなければ、バカみたい。写真を撮ってるのなんて、バカみたい・・・まあ、そんなことは、どちらでもいいくらいに(^^;
ビーナスライン(車山から先)は概ね12月に入ると閉鎖になるので、もうあと数週間ですね。
高速を使えば、埼玉からでも、さほど時間は掛かりませんので、是非、お時間があれば、行ってみてください。(^^)
こちらも、防寒対策はお忘れなく!
こんにちは。
返信削除富士山,キレイですね~!
今年の夏に大阪方面へ旅行したとき
往復共に新幹線は富士山方向のシートを確保したオリバー家御一行。
『フジサン,フジサン!!』と喜び勇んで新幹線搭乗。
がぁぁぁぁっ!!!なんと!
『夏はガスがかかり,ほとんど富士山が見える日はないんですよ。』だそうです。
…車掌さん,貴重な情報をありがとうございます(ToT)
子どもたちもかなり残念がっていたので,
この写真をみせてあげようと思います。
私はこのままいくと来年5月末に新幹線で京都奈良へ。
悪いな子どもたちよ,かぁちゃんはチンカンチェンでフジサンに会ってくるよ!
そうそう,このごろオリバーのフードに(残り物の)お野菜のトッピングをしています。
食物繊維が効いているのか,ウ○チの状態最高です。
それに,『かぁちゃん,もっとメシくれ!』と
言わなくなりました。
オリバー君,質より量がモットーのようです ^^;
オリバーママさん、こんばんわ。
返信削除やっぱり、日本人は「富士山」ですよね。(^^)
見ただけで、見えただけで、何故か元気になります。
長い間、海外に行っていた人が、日本に帰ってきてまず見えるのが上空からの富士山だそうで、その富士の姿には涙が出てくるなんて話は、なんか凄く分かる気がします。
>『夏はガスがかかり,ほとんど富士山が見える日はないんですよ。』だそうです。
ということは、まだ、お子さんたちは生富士山は未経験ですか?
そうですか、現物には程遠いですが、是非、見せた上げてください。なんといってお、日本人の山ですから・・・(笑)
チャップも野菜大好きです。
野菜、ガンガン食べさせてあげてください。
その後も、チャップ減量化計画は継続中です。^^;
昨日は雨で一日家の中だったので、本日は4時間半の山散歩でした。
なんとなくですが、少~し引き締まってきたようで、ますますオリバーに似てきました。(笑)