(ショータとお出掛け 黒姫高原Vol.4からの続きです…)
そこに見えている高速の渋滞にわざわざ巻き込まれに行くのはイヤ!なので、下道を通ることにしました。
オリンピック以降、長野は新しい道がもの凄く増えていて、古いカーナビはあまりあてには出来ないのですが、まあ、主要国道はともかく、農免道路みたいな道はシルバーウィークなどまったく関係なくがらがらです。
しかも、高速みたいに一直線でいい道なので、あっという間に「信州中野」に着いてしまいました。
中野市は「志賀高原」の長野側の入口の街。勿論、このまま高速は使わずに志賀高原越えのルートを選びます。
「草津志賀高原ルート」
昔は有料道路だった道ですが、今は召還されて無料開放されています。国道292号!
あまりの急勾配とガチガチに凍るアイスバーンに、冬場は「四駆以外はスタッドレスでもチェーンしなくちゃダメ!」という交通規制に、都会から来たスキーヤーたちと年中揉めていた…なんてこともありましたが、それも過去のお話、最近はOKみたいです。
まあ、タイヤの性能が上がったのと長野五輪に合わせて道を付け替えしたりしたので…でしょう。
素晴らしくいい道を駆け上がって行き、標高1300mを越えた辺りからでしょうか、まわりに見える木々が色づいていました。
でも、この日は、まだ9月22日です。いくら志賀と言えども、9月の半ばというのは普通の年ではありえません。
今年の山の紅葉は本当に早いですね。
道沿いにあった小さな駐車場に車を停め、「紅葉見てくる?」とぶ~こを(一応^^;)誘ったのですが、「いい!寒いから外に出たくない!」と予想通りの返事でした。(笑)
ついでに、ショータも紅葉とかにはあまり興味がないご様子。^^;
なので、くりまんじゅう一人で今年お初の紅葉を見に…一沼へ…
上の写真の標識にもあるように「一沼60m」ですから、あっという間です。
あっ、もう着いちゃったわけ?というような距離です。
うーむ。色づいてます。色づいてます。
蘇鉄草までこんなに色づいちゃってます。
オレンジ色がシダの蘇鉄草、そして赤いのがナナカマドとウルシの葉でしょう。
で、池には蓮。
やっぱり自然の中はいいです。(^^)v
山の紅葉はモミジや楓で「真っ赤か」というのではなく、色が本当に豊かです。
特にシラカバやダケカンバの白い幹がアクセントになりますね。
人が作り出す京都の庭園など紅葉も素晴らしいですが、自然が作り出す山の紅葉もまたまさに「美」だと思います。
さて、ぶ~ことショータを車で待たせているのであまりゆっくりしていられません。
でも、「琵琶池」の方にも少しだけ足を伸ばしてみました。
オレンジ色のトンネルを潜りながら遊歩道を進みます。
舗装されていないのがまたいいです。
土の上を歩く感触って大好きです。
上を見たり下を見たりと実際忙しいです。
頭がくらくらします。(笑)
白樺の足元に赤く輝くこの木はハテ?何でしょう。^^;
知らなかったのですが、ここ「バンダイナムコの森」というのだそうです。
で、琵琶池はもう少し先なのですが、ここでUターンしました。
くりまんじゅう、帰ってこなくなっちゃいそうだから…^^;
でも、早足で車に戻るとぶ~ことショウタ、イビキかいて寝てました。
んなことならもう少しゆっくりしてくればよかったと思ってもそれはアフターカーニバル。
車に乗り込み、1380mの一沼から標高はさらにグングンと上がっていきます。
で、一気に「2100m」の横手山ドライブインに到着です。
ここでトイレタイム!
2000mを越えると霧の中…
なので下を覗き見てもこんな感じでした。
写真を撮っている間にぶ~ことショータは売店に…
で、その後、少ししてから後を追って売店に入ろうとすると「営業時間は4時45分で終了しました!」とドアの前に仁王立ちして侵入を防ごうとする店員。
時計を見ると午後4時48分。(たしか…)
「中に連れがいるので!」というと無言でドアを開けてくれましたが、けど、あの対応って言うのはないんじゃないかなぁ…と思った次第です。
まあ、5時きっかりにお店を閉めて下山したいって言うのは分かりますけど…^^;
ついでに特に買いたいものもなく(笑)すぐに出てきちゃいましたけど…
ショータがお小遣いでお土産を買っている間、もう一度、その辺をウロウロ…
(定番、キーホルダー買ってました(笑))
さて、横手山ドライブインから先はもう視界ゼロに近いもの凄い霧でした。
群馬長野県境でもある日本国道最高地点2171mの渋峠の辺りが一瞬、視界が開けたくらいであとは「真っ暗闇」ならぬ「真っ白シロスケ」の世界でした。
そんな中、運転するのって怖いんですよね。
なにが怖いって自転車が走っているから…^^;
ようやく視界が多少開けたのは群馬に入ってしばらくしてからでした。
そう、こういう自転車の方が沢山いらっしゃるのです。
しかも下りなのでホワイトアウトの中を結構なスピードで下りていくのです。
突っ込まれて、突っ込んでも相手は自転車…関わりたくはありません。^^;
Aっ子先生の大好きな万座温泉へ下りていく分岐点を過ぎた辺りでようやく霧も晴れたのですが、変って今度は渋滞でした。
そう、下りる車と草津温泉からの帰る車が町の交差点で交わって、まあメチャひどい混み方でした。^^;
しばらくノロノロ運転で…
ようやく到着したのが「お土産買うんだから絶対寄ってね。忘れないでね!」と言って助手席で爆睡していたぶ~こご希望の温泉まんじゅう「本家ちちや」(笑)
試食のおまんじゅうを「美味しい、美味しい!」と言いながら「そんなに食べちゃっていいの?」と思うくらいにむしゃむしゃと頬張ってました。
まあ、「いったい、そんなに誰にあげるの?」ってくらい買ったのだから、いいのでしょうけど…^^;
草津から長野原に下りましたが、今話題の八ツ場ダムも暗闇の中…
ところで、なんで「八ツ場」と書いて「やんば」と読むの?
それがずっと気になってます。(笑)
ということで草津からおよそ1時間半。
ぶ~この実家にショータを無事送り届けたのは8時半を少し過ぎた頃でした。
なんだかこの日はとっても疲れました。
ということで、こんシリーズもこれにてようやく終了です。
はぁ、長かった。(汗)
< Nikon D700 + AF-S Nikkor VR70-300mmF4.5-5.6G >
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