富岡市と下仁田町の境に「大桁山」という山があります。
標高は836m。先日の崇台山から比べると遥かに高い山ですが、富岡市民、しかも小学生たちが遠足気分で上る山だという事を、ある知人より聞きました。
その裏を取るように^^;、元富岡市民であったぶ~こにも訊いてみると「うん、小学校の時、行ったよ!」とのこと…
「よっしゃ、なら、次のチャップと登山は大桁山に決定じゃ!」ということで、暮れも押し迫った12月29日、チャップと共に出かけてみました。
が、しかしです。
結論から言っちゃいますと…
残念ながら、その頂上を極めることは出来ませんでした。(泣)
理由は単純、下調べがまったく足りなかったのです。
大桁山へは富岡の原地区からの林道ルートと妙義町(現:富岡市)の菅原からのルートがあるのですが、くりまんじゅうは安中から近い菅原から山へ入り込みました。
でも、車で行けるのは「大桁湖」まで…ここでその先一般車両進入禁止になりました。
まず、ここから大桁山登山口までがどのくらいあるのかさっぱり分かりません。
カーナビで調べえてみても、登山道は出てないし…^^;
まあ、それでもとりあえず行ってみるかと歩き出すと…
1キロくらい先にあったのが、こんな建物が立つ「大桁みどり世紀の森」と看板が書かれた場所でした。
なかなか立派な山荘です。大桁山登山のベース基地みたいなものだろうと思いながら、辺りを見るとそこから山の中へ続く林道がありました。
方向的にも大桁山山頂方向へ向かっています。
「よっしゃ!、この道行けば、頂上へいけるだろう!」と勝手に早合点してしまったのが、なんと言っても、ビッグな敗因でした。
最初は山頂方向に向いていた道ですが、歩くに連れて次第にルートがずれていきます。しかも途中で上りから下りに…^^;
(この道、ち、違うかもしれない…)と思いつつも、既に一キロ以上は歩いています。こうなると引き返せないのが小市民。とりあえず、進むしかありません。
でも、高い杉林に囲まれて光はまったく入らないくらい道。しかも、「熊出没注意」の朽ちた看板があちらこちらに…
最初は舗装されていた道も気がつけば落石ゴロゴロのスーパーな林道。^^;
そして更に1キロほど進むと…
道は藪の中へ消えていました。(汗)
「チャップ、ダメだ。帰ろう…」
がっくりと肩が落ちます。でも、もはや先には進めません。
こうして、約1時間、4キロほど無駄足を喰いました。
山荘に戻った頃には、既に時刻は3時過ぎ…^^;
が、しかしここで諦めては男が廃る。なので、メインの林道に戻るとさらに前進してみました。
すると500mほど先にこんな標識が!
なんだ、こんな近くにあったのか!
でも、山頂まで1.6キロとあります。
ということは往復で約3キロ強、更に車を置いた大桁湖までの距離を計算すると約5キロです。
既に3時半を過ぎてます。日没までに間に合うか実に微妙な時間です。
くりまんじゅうがそんな思案をしていると、チャップは簡易ゲートを潜りとっとと先へ進んでました。^^;
で、出した結論はやっぱり「断念」でした。
「おい、チャップ、帰るぞ!」と声を掛けると「へ?なんで?」という顔をしていましたが、仕方ありません。
冬山は引き返すことも勇気です。(んな、大げさな山じゃないんだけど…汗)
ということで、今回は「大桁山登山口」までの山歩きになってしまいました。^^;
しかし、必ずやリベンジを果たしたいです。
< Nikon D700 + Tamron SPAF 28-75mm F2.8 >
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