チャップ減量化計画が始まり早2ヶ月が過ぎました。
ほぼ毎日のノーリード散歩。
最近、思うのですが、でも、チャップはリードをされること「嫌いじゃない」みたいです。
考えてみるとくりまんじゅう家で飼っていた犬はイングリッシュセターであった前犬シロを始めとして、これまですべて猟犬であり、しかも、父親が猟をしていたので、実戦投入される筋金入りのワンコたちばかりでした。
ポインターやセッターは運動量も豊富でとにかく突っ走ります。
ものの本によると「引き癖をやめさせることは、ほぼ不可能。それは本能であり、例えるなら鳥を飛ばないように躾るようとするようなもの」などと書かれています。^^;
なので、基本的に運動は山の中。しかも、車から下りれば、すぐにそのまま山の藪へと入りこみ一山隈なく駆けずり回ります。
あっ、一応説明しておくと、猟犬の歩き方(走り方)というのは実に独特で、線ではなく面で歩きます。
まるで欽ちゃん走りのような足使いで(笑)、斜めに左右ジグザグに歩くのです。
これは、そこに残っている鳥の匂いを探し出す為のこと。猟犬の移動はある目的地へ行くのではなく、探す為の移動なので所謂ローラー作戦なのです。
なので、一日100キロとか軽く歩いちゃうわけです。
10歳を過ぎ、父親が猟をやめてからのシロは近所をリードつけて散歩もしましたが、それでも、亡くなる半年くらい前までは、一日一回は「Yama-no-nakahe」^^;
やはり、リード散歩より自由気ままな山歩きが圧倒的に好きでした。
そんな感覚もあって、チャップも山へ連れて行ってはノーリードで「ゴー!!」と号令掛けていたのですが、どうもその行動というか、その性格が全然違うようです。
まず、歩くのはだんじて「道」です。道から外れることはまずないです。
田圃や畑にも基本的には入りません。畦を歩こうとします。
また、くりまんじゅうが見えない場所へもいきません。で、見えなくなれば必死に、それこそ必死に探します。
気が小さいのかとにかく些細なことにビビリます。^^;
くりまんじゅうが後ろを歩いていても、立ち止まれば必ず振り返ります。
靴で小枝を踏んで不意に「パキンッ」とでも音がしようものなら、驚いてその逃げ足の速いこと。(笑)
遠方に人が見えたり、車道に近くになるとしゃがんで「チャップ、まぁ~まぁ~!」と言います。
すると必ず、すぐにやってきて、その首を前に差し出します。
ちなみに、「まぁ~まぁ~」というのは首にリードをつけることです。^^;
リードは首輪に金具を留めるのではなく、チョークタイプで首にグルリと「廻す」ものなので、いつの間にか「まぁ~まぁ~」になってしまいました。(笑)
リードをするととても素直に歩きます。
振り向くこともありません。
チャップにとって、リードは自由を束縛されるものではなく、飼い主と繋がっていることを、そして、安全、安心を確認出来る「道具」と感じているようです。
たかだか直径2センチほどの赤い汚い紐ですが、これが、まさに「絆」ってものなのですね。
新しい発見です。そんなことも、チャップから教えられます。
< Nikon D700 + AF-AS Nikkor VR70-300mm F4.5-5.6G >
おはようございます。
返信削除今日は朝早くから消防出初式へオリバー連れで出陣しました。
なれない場所にニオイ嗅ぎまくりのオリバー君。
たくさんの方々に声をかけて頂き、撫でてもらってご機嫌の様子でした。
“絆”ですか…うらやましいですね…
兄弟でも生育歴が違うからでしょうか。
オリバーは『怖いもん?それ喰えるのか?』といった感じでしょか?
ヤツには雷も小枝を踏んだパキッという音も、まったく関係ないようです(^^;
ノーリードなんぞにしたらどんどこどんどこ山奥へ。
『おるぃばぁぁぁ!!もどれこるぁ!!』と
マジギレ&巻き舌でどならないと戻ってきません(ToT)
どうすれば、チャップ君のようになれるのか…
本当に、憧れます。
オリバーママさん、どうもです。(^^)
返信削除チャップはここ最近、急激に大人になってきたような感じがします。
まず、なんでも齧っての破壊癖がなくなりました。家の中に一日中置いておいても、まず、静かに寝ていてくれます。
また、2度の「噛みつかれ」事件で吠えている犬にも近づかないようになりました。^^;
変化が出て来たのはやはり「減量化計画」が始まってからでしょうか。
山の中では二人きりなので、常に緊張しているようです。
そして、思い切り歩き回り、やっぱり疲れるのでしょうか、よく食べ、よく眠ります。
まあ、これもど田舎暮らしで、散歩が仕事^^;のくりまんじゅうなので出来る技です。(汗)
ただ、圧倒的に学習能力の高いワンコですから、「いい・悪いの」区別を付けさせる為に、最近は体罰主義者にもなりました。^^;
ダメ!という時には徹底的に叱ります。やめるまでこちらの手が痛くなるほど叩き続けます。
まわりから見たら「虐待」に見えちゃうるかもしれませんが、まあ、仕方ありません。^^;
それにあいつ、頑丈だし。(汗)
とはいえ、まだまだバカワンコ。^^;
人間の子供を育てたことのないくりまんじゅうですが、今、そんな子育てやってます。^^;