2010-01-28

どんど焼き

 早いものでどんど焼きについての記事を書くのもこれが3回目になります。
 そう、ということはブログ始めて3回目のお正月ってことです。(^^;

 前 年:http://yume-no-nakade.blogspot.com/2009/01/blog-post_13.html
 一昨年:http://yume-no-nakade.blogspot.com/2008/01/blog-post_5073.html



 さて、どんど焼き。
 都会に住んでいる方など、中には知らない方もいるかもしれませんが、(地方によっては、どんどさん、どんどん焼、さんくろうなどとも言う、)日本各地で行なわれる小正月(1月15日)の火祭りです。


 ちなみに、ちょっと調べたところではこの「どんど焼き」なる名称、北陸、東海地方、そして京都では「左義長」、大阪府だと「とんど焼き」、九州では「鬼火焚き」などと呼ばれているそうです。また、静岡県では「さいと焼き」という地域もあるそうですが、皆さんの場所は何ですか?(笑))



 まあ、しかし、その行事の中身は全国ほぼ共通で、基本的には田圃や畑、また河原などの広い場所に、青竹を骨格として、杉、檜の枝などで作った三角柱の櫓を組み、その周囲に藁を詰めて、簡易な小屋状のものを作ります。(それを「斉の神」ともいうそうですが、そういう呼称は耳にしたことありません。)
 そして、早朝、これに火を投じて焼くわけです。



 詳しいことは知りませんが、「どんど」とは「尊いもの」という意味があるようです。松飾りやお札は神様が宿っているので「尊いもの」というわけです。それを焼くのでどんど焼き。
 また「どんど・どんど」とはやすことからどんど焼きと言うようになったとい説もあるそうです。



 まあ、集落内の路傍にまつる道祖神の火祭りとして、祈願成就した「だるま」、また正月に使った門松やしめ縄、お守り、破魔矢などを持ち寄って焼き、その火にあたったり、餅を焼いて食べて無病息災を願う、まあ、お正月にお迎えした神様をお送りする日本の古来伝わる伝統的な行事なのでしょう。


 でも、ふと考えるとくりまんじゅうが子供の頃、このどんど焼きをしたって記憶がまったくありません。

地域の行事としてこの祭事を意識し始めたのは多分20年位前から…
子供の頃、やっていたかい?>安中他地区の同級生諸君(汗)


 で、どうしてだろうと思って、今回、町内の先輩にちょっと訊いてみました。

 すると、その理由は…
 実は、以前、櫓の中で寝ていて焼け死んじゃった事件があってからしばらくの間、自粛していたのだそうです。(汗)


 他の地方のことは知りませんが、このどんど焼き、以前は、深夜や早朝に他の地域の櫓に悪戯で火を付けて燃やしてしまうことが度々あったそうです。
 なので、一晩中その地域の大人(や子供)が付き番をしました。
 当然、一月の夜中ですから、寒いですし、お酒も呑みます。
 すると、まあ、酔っ払って寝込みます。
 で、そこに火がつけられれば…あっという間に丸焼けです。(汗)



 いつ、どこの誰が、というような詳細は聞きませんでしたが、そんな不幸な事故があってから、くりまんじゅうの住む地区では長い間自粛していたそうです。


 ちなみにこの地に復活したのは昭和55年だそうです。
 市制30周年の年。
 なるほど、ならば確かに学生でしたし、時期的に知らない筈です。



 現在は子供の育成会が中心の行事。
 子供がいないので運営のお手伝いは一度もしたことがありません。^^;
 前夜、呑みに行き、当日、見物しているくらい。申し訳ありません。


 ちなみに、最近は消防の問題や更にダイオキシンによる環境汚染が問題になっていて、何でもかんでも勝手に燃やせないそうです。
 特に塩化ビニール類、プラスチック類は取り除かないといけません。


 仕方がないのでしょうが、なかなか難しい時代です。
 また、風が強いと大変です。
 何年か前は火の粉…というより、火の付いた枝が飛んで河原の草むらがボヤ。消防車が出動しちゃいました。(汗)
 当然、各地区を消防車が巡回してしています。
 噂によると、隣の地区のどんど焼き…今年、前日に誰かに燃やされちゃったそうです。^^;


 この後、区の公民館で区の役員の新年会でした。
 今年は安中のお祭りなので、「ご協力の程、宜しくお願いします。」と挨拶してきました。
 実は、今度のお祭り責任者なんです。
 しかも、地区だけじゃなく祭り全体の…
 まあ、仕事は出来ません。って、今でもあんまししてないけれど…(汗)

 < Nikon D700 + AF-S Nikkor VR70-300mm F4.5-5.6 >

4 件のコメント:

  1. こんにちは!
    今年はどんど焼きの日をうっかり忘れてしまい
    行きそこないました。
    古いお守りなどをそこで燃やしてたのですが・・・
    どうしましょ!
    来年まで持ち越しかぁ~?
    へたに捨てられないし(罰あたりそうだし)

    ところで、やはりスルメいか焼くのね!
    これ、上手くあぶらないと丸こげになっちゃうんだよね!
    この、イカ食べると一年風邪ひかないそうですよ!
    ここで、食べるけんちん汁もおいしいんだよね!
    育成会役員の時は面倒だったけどね!

    それから、今日ブログにくりまんさんが撮ってくれた
    モカの写真アップしちゃってんだけど、いい?
    ってしちゃったけど・・・事後報告ですみません。

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  2. shrimpさん、どもです。

    エビチリ地方でもやっていますか、どんど焼き!

    うーん、この間のどんど焼きで焼いて食べていたもの…
    まゆ玉、スルメ、それから、何故かミカン。
    あと…何焼いていたろう?
    なんか、皆さん、色々と持ち寄って焼いて食べていたような気がしますが、憶えていません。
    でも、あそこに網持っていって焼肉とかしたり、鉄板で焼きソバとかしたら怒られるのかなぁ(笑)

    写真の件は全然問題ないです。
    勝手にガンガンアップしちゃってください。

    あっ、デジイチどうですか?
    shrimp作品、楽しみにしています!(^^)v

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  3. くりまんじゅうさん、こんばんは。(^^)/

    相変わらず、写真がきれいですね。(^-')
    どんどん焼き、おいしいですよね。(゚ー,゚*)ジュルルル

    そう言えば、最近食べてない気が…。
    早速作ろうっと。

    ε=ε=ε=ε=ε= タタタタ・・・。゜.☆ ドロン♪

    PS 「ハムスターの年齢計算機」、おかげさまで好評です。(^O^)

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  4. Super源さん、こんにちわ。
    お久しぶりです。
    相変わらず、ベタベタ貼りまくりやたら重くしています。^^;

    へ?どんどん焼き、おいしい?(笑)
    へ?最近、食べていない?
    へ?早速、作る?

    申し訳ない、い・・・意味がよく分からないです。(笑)
    でも、どんどん焼きって食べ物があるのかなぁ・・・

    と思ってネットで探ってみたら・・・
    な~るほど、「どんどん焼き」って食べ物があるのですね。

    以下(Wikiより)
    ---------------------------------------------
    どんどん焼きはもんじゃ焼きが路上販売用に変化したものと考えられ[1][2]、お好み焼きが店内飲食用のままもんじゃ焼きから変化したものであるのと発展過程が異なる。

    名称は、同商品を売る屋台が「どんどん」と太鼓を鳴らしていたことから、あるいは、作るそばから「どんどん」売れたことから名付けられたとされる[3]。

    1931年(昭和6年)頃、東京の屋台や縁日で「どんどん焼き」が評判になった[3]。その後、昭和前期頃までは東京・下町界隈などでもよく見られた。現在、東京では既に廃れているものの、東北地方の一部に食文化として残っている[3]。

    山形県内陸部では「どんどん焼き」と呼ばれ、割り箸に巻きつけて供されている。宮城県仙台市では「どんどん焼き」または「お好み焼き」と呼ばれ、概ね半月形で供されている。たい焼きの具として採用されている例も見られる。山形のように割り箸に巻きつける場合は「くるくるお好み焼き」と称されている。岩手県では「薄焼き」または「どんどん焼き」と呼ばれ、概ね円形で供されている。
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    勉強になりました。
    ありがとうございます。m(_ _)m

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