昨日より、もっと範囲の狭い「お散歩写真」です。(笑)
一般の方はあまりクリーニング工場の中を見る機会はないでしょうから、今回、特別に大公開しちゃいます。くりまんじゅうの会社です。
まずは、ドライ用の洗濯機です。
こんな機械で洗われています。これは既に20年は使われているかなりロートルくんです。ちなみにお値段は「家」が買えます。数が売れないので手作りなので仕方ないのでしょうが、実際、イヤになります。(^^; ドライ用の洗濯機は大中小あわせて4台ほどあります。
特殊な衣類やデリケートな品物はこういう小さな機械でマニュアル操作で洗います。右は静止乾燥機です。タンブル乾燥できない品物や自然乾燥を要するものに使います。
洗われ、乾燥の終えた衣類はこの箱のような機械の中に入っていきます。中にはコビトの職人さんが沢山入っています。嘘です。トンネル内で左右からスチームが噴出して、まずは荒じわを取り除きます。
ペッタン、ペッタン…プレス工程です。今の季節はいいですが、夏場は暑くて大変です。けれど、誰も痩せないのが不思議です。
布団やカーテンなど乾燥に時間を要するものは、リフトで二階へ上げてしまう場合もあります。
スクリューコンベアでハンガーに掛かった品物が自動包装機に入っていきます。原油高で溶剤やハンガー、またビニールなどの資材も値上がりして大変です。まさに、青息吐息です。
ワイシャツなどはこんなロボット型の機械に着せてプレスして仕上げます。写真は少し分かりにくいですが、表裏2体あり、ロボットに着せるとぐるりと回転します。プレスしている間に、次のワイシャツを着させるわけです。
仕上がった商品は店舗別に仕分けて、さらにお客さんごとにまとめられます。今は閑散期なので品物は少ないです。
商品はバーコードで入出荷の管理が行われます。PCが9801シリーズ、OSが「Dos」というのが泣けてきます。かなりオンボロマシンです。一旦、Windowsマシンに変えたのですが、台風で水が掛かり、また古い機械に戻して未だそのままです。早く元に戻さねば…
まだまだ機械や作業工程は沢山ありますが、とりあえず早足でのご紹介でした。
なお、クリーニングのご質問でしたら常時受け付けておりますので遠慮なくどうぞ。
PC98とは、懐かしいものを見せてもらいました。うちの会社にも磁気カードのエンコード用に98NOTEが1台動いています。もちろん内蔵電池は死んでいます。
返信削除思うに昔の機械はめちゃくちゃ丈夫だったんですね。今のはすぐ壊れます。