夜、テレビを見ていたら、突然、ぶ~こがそんなことを言い出しました。
「えっ、そんなことないんじゃない!」
けれど、そう言いながらも、あたりを見渡すと確かにくりまんじゅう手作りものが意外に多くあるのも事実でした。
(少し恥ずかしいですが、くりまんじゅう家の一部を公開します)
例えば、居間にあるこのコタツ。
10数年ぶりに新しくしたローソファの高さ、サイズにあわせて昨年作ったものです。(ぶ~この実家のテーブルを作るついでに一緒に作りました。)
材料はホームセンターで買ってきた一番安価なSPF材。SPFとは、見た目も性質も似ているスプルス(えぞ松)、パイン(松)、ファーニス(樅)の総称ですが、屋内で使うには充分です。(フトンでも見えませんが当然、脚もあります)
ポイントは最初のヤスリ掛けとニス塗り。薄くニスを塗っては乾いたらサンドペーパー(#300程度)を掛けてそれを落としてしまいます。繰り返すこと約10回。すると、ツルツルのピカピカになります。
鍋置きを兼ねて中央にメキシカンタイルを4枚張り込んであります。タイルの厚さに板をくり貫くのがミソです。また、板同士がどうにくっ付いているのか皆、不思議がります。(けど秘密です)
思い返すと、確かにテーブル類は随分と作りました。
上の写真の左上にも見えている、この『額縁ガーデン』もくりまんじゅう作です。
多分、これはもう5年以上前に作ったものだと思います。壁に小さな花や観葉植物を飾ったりするのには便利です。これはジェラストーン張りですが、レンガや自然石、タイルなどを張り込んで様々なパターンで作りました。(庭にも1つありますが、他のはどこに行ってしまったのでしょうか?)
今はノートパソコン置きに使われているキューブ状のブックシェル。下に無骨なゴムのキャスターが付いてますので、移動も簡単です。この頃はタイルの乱張りに凝ってました。(^^;
ふと台所へ眼を移すと…ここにもいっぱいありました。このレンジフードは作ってもうどの位、経つでしょうか?忘れました。油で汚れて逆にいい味を出してます。(笑)
確かに壁を板張りにしたのもそうだし、そう言えば、こんなワイン吊り棚も自作です。
天井も・・・
壁も・・・そうです。トイレも・・・みんなそうでした。
そう言えば、テラコッタのストロベリーポットでランプなんてのも作って、新築祝いとかでプレゼントしてました。
かつては結構頑張っていたのですね!>くりまんじゅう。
(公開終了です)
「まあ、確かにそう言えばそうだね…」
くりまんじゅうがそう言うと、ぶ~こがここぞとばかりに言うのです。
「ねぇ、二階もそろそろリフォームしようよ!」
「えっ?」
「壁と天井に珪藻土塗るだけでいいからさ…」
「…」
「でも、ドアはパイン材の窓付きのヤツがいいかな」
「……」
「一応、サッシも新しくしてさ」
「………」
「ついでに、ベランダもウッドデッキ風に作りなおして…」
「…………」(あの…大工じゃないんですけど…)
「そうしたら、大型の液晶テレビ入れるんだ!」
「……………」
(最後はそうになるか!)
「頼むね!」
「………………」
二階って言ったってぶ~この部屋です。隣のくりまんじゅうの部屋は既に物置状態になってます。
頼まれて、他にもやらなくちゃならないことがあるし、返事はしませんでした。
けれど、まだまだ、楽は出来そうにありません。(^^;
このブログは家内に絶対見せられません。
返信削除それにしても工作が上手いですね。私も工具はドリル、サンダー、ジグソー、丸鋸などほとんど揃って居るのですが、ここ十数年物置の肥やしです。
7年ほど前、 パソコンから足を洗い、代わって「DIY」が主な趣味になったという感じです。面倒臭いよう。こんなのプロに頼もうよう・・・などと愚痴もこぼしますが、結局、ものを作るのが好きなのだと思います。
返信削除これはDIYに限らず、なんでもそうなのでしょうが、経験的に「結果を急がない」というのが、もの造りのポイントのように感じます。
実は父親も「大のDIY好き」なのですが、その作業を見ていると、直接、形になること以外は端折ってしまうのです。
例えば、薄く細い板にビスを打たなければならないとしたら、キリやドリルで下穴を開ければ板割れはしなのですが、直接、打ち付けて板にヒビを入れてします。
塗装をするには、塗りたくない場所をマスキングしておけばいいのですが、それをしないで塗ってしまうので、塗りむらが出来たり、塗ってはいけない場所が塗料で汚れます。
水平、垂直、測らずに目分量で「適当」に施工するので、結果は当然歪んでしまいます。
こういうことは、書き出せば、きりがありません。(^^;
実際、DIYの巧い下手など「その差」だけだと思います。
でも、実際、作業していてその気持ちも分かるんです。早く結果が欲しい。出来上がったものが見たい。早く、作り上げたい。
けれど、それを如何にそれを我慢して、地道な作業をするか・・・突き詰めれば、それがすべてのような気がします。
写真を撮るよりずっと簡単です。(笑)