ショウタとお出掛け 丸沼編

　（ショウタとお出掛け 丸沼高原スキー場No2からの続きです…）

　ロープウエイで下山して車に乗で約10分、日光国立公園「丸沼」にやってきました。そう、ゴンドラの中から眺めていた湖です。
　名前は丸沼ですが湖です。（笑）正しくは丸沼湖と言うそうです。

　ちなみに沼と湖の違い…諸説あるそうですが、基本的には以下の通りなのだそうです。

　池：地面にできたくぼみに水のたまったところ。普通、湖沼より小さいものをいう。
　沼：一般に、水深５メートル以内の水域。水草が茂り、透明度が低い。湖との区別は明確でない。
　湖：周囲を陸地で囲まれたくぼ地で水をたたえた所。池や沼よりも大きく、沿岸植物が生育できない深い湖盆（５メートル以上）をもつもの。

　丸沼はシロ（前犬）とも何度も来ている思い出の湖でもあります。
　湖に木の棒を投げ込んではそれを泳いで拾って来て…遊びつかれてソフトクリーム食べて、木陰でお昼寝したものです。（涙）

　とりあえず、丸沼について、ご存知ない方にざっくりとご説明いたしますと、この湖は日光白根山の溶岩石により堰止められた自然湖です。
　作られたのが、いつの頃のお話だかは知りません。多分、昔々のお話です。(^^;

　そもそもは、直径が600メートルの楕円形の小湖だったそうですが、昭和5年（つうと80年ほど前）、東の下流である大尻池との間に東京電力がダムを造りました。

　http://damnet.or.jp/cgi-bin/binranA/All.cgi?db4=0595
　こんな奴↑です。

　このダムが出来たことによって丸沼の水位は28メートル上昇したそうです。
　水位が上がれば、当然、湖も広く深くなります。
　結果、南北1.2キロ、東西500メートル、面積0.45キロメートルとなりました。

　満水時の水面標高は、１,４２８メートル、水深は約５０メートルだそうです。

　ここ丸沼湖畔は白樺やブナ林の原生林で覆われていて、静寂に包まれた湖面は実に神秘的でもあります。

　観光客も殆どいないとても静かな場所です。

　幸田露伴の「対髑髏」はここが題材だそうです。
　読んだことありますか？くりまんじゅうはありません。(^^;

　さて、お写真は伯母と甥という…少し微妙な絵でもありますが、お許しください。（笑）

　この日、釣り人は全くと言っていいほど見かけませんでしたが、湖にはニジマスやブラウンマスが放流されており、ルアーやフライフィッシングのメッカにもなっています。

　穏やかな湖面ですが、１２月下旬から４月中旬までは湖水は完全に凍結してしまいます。もの凄く雪が降る場所でもあるのです。

　ここのところ、湖ネタが続いているので、丸沼と先日の富士四湖で一番近い湖は…と考えてみましたが、どこの湖とも違う気がしました。

　山の中に水があるというだけなのに、それぞれに個性があるものだと感じます。

　夏の日差しは強烈ですが、それでも吹く風は涼しいです。いや、日陰に入ると寒いくらいでした。

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　この辺り、ぶ～ことショータと皆、別行動…
　なので、特に書くこともないので(^^;、お写真だけ貼り付けときます。

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　気持ち良さそうに、お昼寝されているご夫婦がいらっしゃいました。

　歳の頃は６０代半ば…いや、７０代かもしれません。

　こちらのご夫婦も同じくらいなお年頃…そう、山には中高年が一杯なのです。

　以前書きましたが、「白樺」や「ダケカンバ」を見るとウルトラマンに出てきた「ダダ」を思い出します。
　http://paranoia.on.arena.ne.jp/g-100.html
　やっぱりダダです。（笑）

　それにしても、実に静かな湖畔です。

　イワナの塩焼き。
　ロープウエイ乗場で食べようかと思ったけれど、忘れたことを思い出し、再び「よっしゃ、ここで食べちゃうか！」とも考えたのですが、結局、やっぱりやめました。
　ちょっと干からびてたし…^^;

　丸沼湖畔に一軒だけ建つ「環湖荘」です。
　創業は昭和８年、冬期は雪深いところなので、営業は金精峠の通行可能な４月下旬から１１月中旬までだそうです。
　泊まったことはありませんが、なかなかいい旅館だと言う噂です。

　「そろそろ次に行こうよ～！」ということで、車に乗り込み丸沼を後にしました。(^^;

　＜ Nikon D700 + AF-S Nikkor VR 70-300mm F4.5-5.6 ＞

　続く…