富岡製糸場を後にしたのは、午後2時過ぎくらいでした。
まだお昼も食べていなかったので、なんとなくお腹も空いたので、とりあえずは昼食が摂れるお店探しです。
製糸場の塀伝いに北に歩いて行きました。
看板のバランス的にはその前にあった文字が取れてしまった感じですが、けれどよく見ても取れたような跡が残っていません。ひょっとして、「魚店」という「魚屋」さんなのでしょうか…^^;
電話番号も局番も一桁というのが懐かしいです。(そういえば、つい最近まで富岡の市外局番は5桁でした…まあ、最近って言ってもかなり経つかもしれませんけど…^^;)
城町公衆便所です。
くりまんじゅうには、うさぎさんが野原で気持ちよく用をたして、ちょうどファスナーを上げたところに見えるのですが、これはたんなる目の錯覚でしょうか…(^^;
「髪ing」?
その場ではその看板の意味は分からなかったのですが、見直して分かりました。
ははは…「カミング」なんですね。しかし、なんたるベタな店名なのでしょう。(^^;
でも、そのセンス、嫌いじゃないです。(汗)
実は、一目見て、気に入ってしまいました。
「軽食 富士屋」さんです。
その少し先のぶ~こに電話して聞いた「高田食堂」さん、閉まっていたので迷わずここに決めました。
お店の外観4枚写真撮りました。で、4枚すべて貼っちゃいます。(笑)
(もう一枚は店を出てから…^^;)
暖簾を潜り、テーブルに座ります。
すぐに「いらっしゃいませ!」と元気のいいオバチャンがお冷を持ってきてくれました。
壁に掛かったメニューを見つめ、中華そばにするか冷やし中華にするか…少し悩んで、「こう暑くちゃやっぱり冷やし中華でしょう」と芸も無ければ意外性も無く、素直に冷やし中華をお願いしました。(^^;
その外観ほどではないですが、店内もなかなか昭和しています。
たまに寅さん寄ってるんじゃないかなぁ…って感じです。
テーブルに置かれたグリーンとカウンターの白いタイルがまたぐっと泣かせてくれました。(^^;
トイレの入り口近いです
で、待つこと5,6分だったでしょうか、「お待ちどう様でした。冷やし中華です!」と持ってきてくださったのがこれです。
ジャーン!
器がなんともシブイっす。
けれどそれ以上に懐かしかったのが、「缶詰のみかん」(笑)
声には出しませんでしたが「あぁぁ…そう言えば、昔、その辺の食堂で食べた冷やし中華には缶詰みかんが入っていたなぁ…」と心の中で雄叫び上げてしまいました。
しかし、いついらいだろう?・・・
久しぶりに冷やし中華と一緒に食べた缶詰みかん…いやぁ、甘酸っぱくて、これがまた冷中に合うんですよねぇ。(笑)
たっぷり掛けられたスリゴマもいい。
ついでに、隣の人が食べていた「焼きソバ」がまた美味しそうでした。
すっかり目も心も舌も楽しませていただき、650円お支払して店を出ました。
その日の夜、元富岡市民のぶ~こに訊いたら、「軽食富士屋」は富岡市民の「ド定番」なお店だそうです。
高校時代、クリームあんみつ、死ぬほど食べたと言っていました。
「まだ、あったんだぁ…富士屋…」と写真見ながら遠い昔を懐かしんでおりました。(笑)
富士屋でお腹を満たした後は、ここでお金を少しお借りして…(って嘘です!^^;)
しかし、「御金処」っていうのは初めて眼にする言葉でした。なるほどな~と何故か感心してしまいました。(笑)
そのお隣奥が蔵を改造した「マリア館 ひらのや写場」。
詳しいことは分かりませんが、どうも写真屋さんらしいです。
でもどちらかというと「マリア館」はない方が素敵な感じがします。^^;
いやあ、この通り、実にいい感じのお店が連なっているのですが、続いてご紹介は「たかせや商店」さんです。
オモチャ屋さん兼駄菓子屋さんです。日除けにシーツのような布を掛けているところがなんとも泣かせてくれます。昔よく見た光景です。
そしてこのコーナーにあるお店が良かったです。
「肉の専門店 岡重」さん。
その先、ずっとシャッターが閉まってましたが、岡重さんはやっていました。
(けど、看板の形状からしてシャッターしまらないような…ついでにサッシも無いようなので…どうにお店は閉まるのか…それが疑問でしたけど…^^;)
この小窓から子供たちはコロッケ買ったり、ハムカツ買ったり、カレーパン買うんでしょうね。(想像だけど、多分あってる自信あり!)
テレビの取材も受けているようで、写真がいくつか貼られてました。
店前の道の向かいに置いてある椅子たちもお客さんが、岡重さんの揚げたてを待つ為のものだと思います。
さて、その先進むとようやく宮本町のメイン通りです。そう行きに通った道。
突き当りを矢印富岡駅方面に進みます。
すぐに見えてきました。車を置かせて頂いた富岡諏訪神社の赤い鳥居。
ちなみに25年位前までここ…くりまんじゅうの会社のお店でした。(笑)
今は公園のような休憩所になってしまいましたが、お隣がお団子屋さんでした。
ちなみに写している背中側は、今はなき「いせや富岡店」(笑)
皆、古い話です。^^;
R254、通称川越街道を渡り…国道の東側を向いた方向。
あっ、豆腐屋さんの向こう側もうちのお店でした。
今は皆無くなりましたが、この周辺、以前はやたらいっぱいお店ありました。(笑)
これは西側を向いて…^^;
いつの間にか、富岡市も随分と電柱を埋めたのですね。 電柱がない分、なんとなく景観がすっきりしています。
鳥居を潜り奥の駐車場へと進みます。
来た時よりも、空が随分と青くなってました。
そう言えば本日、花とかまったく写していなかったなぁと思って1枚だけ。(笑)
ということで、車に到着。
そんな富岡巡りの半日でした。
< Nikon D700 + Ai AFNikkor 35-70mmF2.8D >
とりえあえず、以上です。 (でも、富岡巡りは続く・・・^^;)
こんばんは~!!
返信削除富岡いいっすよね~。
この古い町並みは貴重です。
どうにか良い感じで残ってほしいです。
富士屋さん、お肉屋さん↓ワタシも行ってました!!
http://homefan.exblog.jp/9792065
http://homefan.exblog.jp/10585065
その他にも気になるお店がたくさんありますよね~。
この街並みを絶対壊したくないで~す。
大企業とかの資本の入ったお店絶対つくるな~って感じっす。
特に製糸場の前のおぎのやは、ワタシ、嫌なんです!!
地元じゃないのに、あんな真正面に作るな!!
作るだったらもっとはじっこに作れ~って!!
周りのお店と協調していない店の雰囲気もダメ~。
そんなこんなで、世界遺産は、この街も含めて世界遺産にしてもらいたい今日このごろです。
うさぎさんは、用をたしてる真っ最中に見えました^^
返信削除富岡の街、昭和してますね~
高校時代に通った場所のはずなのに、街中の記憶はまったくと言って良いほどありません。
それだけ富岡の街中には行かなかった(行く用がなかった?^^)のでしょうけどね。。
う~ん、、それにしてもイイ感じのお店が連なってます。
モノトーンにしたら?と思ったけど、カラーでもホントに今年の写真?って感じがしますね。
Yukiさん、こんにちは。
返信削除あれぇ~、yukiさんのブログは殆ど過去に遡って拝見したつもりでいたのですが、ご紹介の記事、両方とも記憶から抜けておりました。(うーん、その辺り、斜め読みだったのだろうか…それとも、単なる馬鹿なのだろうか…げっ、アルツハイマー?^^;)
残しておいて欲しい街並みというお気持ち、くりまんも凄く分かります。
でも、厳しいんだろうなぁ…
それは世界遺産に登録されても、登録されなくても…どちらにしても…(^^;
もし、登録されたら、もうあっという間に大開発でしょうし…されないと決まれば、自然淘汰でしょうから…
で、今の街並みを保つには結局、「登録推進!」って運動しているのが一番いいのかもしれませんね。
実に微妙な問題です。
どうせなら、世界遺産登録運動にあわせて、街並み保存委員会みたいのを作って、あの辺一帯を明治、大正、昭和の世界で統一して欲しいです。(笑)
de、とりあえず、平成が終わるまで(笑)、平成風は排除。^^;
まあ、色々と難しい問題は山積みなのでしょうけどね。
でも、あの地にあって年間2,30万人の来場があるっていうのですから…まあ、たいしたものです。(東京ドームの巨人戦の一週間分だけど^^;)
最近、安中にも「世界遺産登録推進!」っていうノボリ、見かけるようになりましたね。
「碓氷峠」って書いてあるので、富岡製糸とのセット品ですね。
さて、どうなることでしょうか…(くりまんじゅうが生きてるうちに決着が付くのかな?)
37suさん>
そっか、そう言や、37suさんは高校時代、富岡へ通っていたのですね。
自転車コギコギ十数キロ。(笑)
なので、富岡の街中に寄らなかったのも分かります。寄ってたら、真っ暗になっちゃいますものね。(^^;
実際、富岡のいいところは街の一箇所にギュッと集中しているところですね。
安中みたいに中仙道沿いにだらだらと商店があるのと違い、東西だけでなく南北にもお店があるので多少街らしいです。回遊できると言う意味でも…ぶらついていて楽しいです。
たまには群馬に帰ってきた時、ぶらりと富岡まで足を伸ばしたら如何ですか?
あっ、でも、日本一高い乗車運賃の「上信電鉄」が待ち構えてますけど…(^^;
うさぎさん、リアルタイムでやってるように見えますかぁ(笑)
yuki師匠のとこで見たお店だじょ~!!!
返信削除かおが思うに、西毛はとっても素晴らしい処です。
かおの住む伊勢崎って、ぷち中途半端過ぎるから・・
でも住めば都で、それなりに大好きなんですがね。
安中、先日すこ~しだけドライブしましたが、
なかなか味があって素敵。ここにくりまんじゅうさんや師匠住んでるんだ~!!!って思いながら。。もっとイロイロ散策したいな♪♪と感じたのでした!!!
かおさん、こんにちわ。
返信削除確かに同じ群馬でも、東毛と西毛では全然雰囲気も文化も違いますよね。
だから、くりまんは東毛行くととても新鮮です。(各市の位置関係や道はよく分からないけど…)
それでも伊勢崎辺りはまだ近いし友人もいるので、身近な感じがするのですが、館林とかなってしまうと、それはもう異国の地に感じてしまいます。(笑)
東毛行くとやきまんじゅうにディフォルトでアンコが入っていたりするじゃないですか。(笑)
初めてそれを知った(食べた)時、それはかなりの衝撃だったものです。
でも、安中は…やばいです。
富岡は高崎から少し離れているせいもあり、周辺の甘楽、下仁田、南牧などの中心地として独自の文化と言うか世界を構築してきましたが、ある意味、安中は高崎に近すぎて完全にオリジナリティ失ってます。(^^;
とは言え、是非、安中方面にお出かけの際はお声がけ下さい。
はい、そのまま、ご師匠のご邸宅へ出撃可能です。(^^;