富士四湖マイナス一湖 No4

　（富士四湖マイナス一湖 No3からの続きです…）

　河口湖のすぐ隣が「西湖」です。

　それにしても、富士五湖の中で地理的には真中に位置するのに何故「西湖」とはこれ如何に…＾＾;

　勿論、この湖も富士山の火山活動によって生じた堰水湖です。

　面積は約2.1平方キロメートル。

　と言っても、その大きさにイメージが湧かない群馬県民には「榛名湖」の倍、赤城「大沼」の３倍くらいと言っておきます。
　それでも富士五湖では4番目の大きさで、最大水深は2番目の73.2ｍの深さがあります。けっこう、深いです。

　ちなみに一番大きいのは今回「マイナス一湖」の「山中湖」で西湖の３倍ほどあります。

　西湖の湖岸周辺は閑静というか長閑なキャンプ場ばかりで、富士五湖の中では最も観光化が進んでいない素朴で本当に静かな湖です。
　すぐ隣の河口湖の富士急ハイランドで「大絶叫」しているとは思えないほどです。^^;

　学生時代（２５年ほど前）、月に１度くらいは西湖に遊びに来ていましたが、河口湖や山中湖の変貌とはまったく違い、当時とまったく景色が一緒です。
　とても綺麗で、懐かしい景色がそこに広がっていました。（また、いい感じの西日でした…）

　ちなみにここ西湖の南側には青木ヶ原樹海が広がっています。

　青木ヶ原樹海と言うと知らない方は「自殺」「入り込んだら出ることが出来ない」というイメージを持っている方も多いですが（ぶ～こ、そうでした^^;）、今では遊歩道も整備され、頭上を常緑広葉樹が広がる中、ハイカーたちが激しい溶岩上にはコケがじゅうたんを敷きつめたようになってた深山の趣を楽しんでいます。

　写真は西湖の津原浜からのもの。浜辺に直接車で乗り入れられます。
　勿論、舗装などされてませんが…

　車から下りて辺をぶらぶら歩きながら、しばし湖面を眺めてました。（お義母さんは車の中にいたけど…^^;）

　あっ、今回のお写真、３枚除いていフィルターは掛けていません。(^^;

　飽きたわけではないのですが、その理由は、フィルター掛けた後のイメージが湧かなかったから…（というのと面倒臭かったというのも、正直に言うと少し交じってます(汗)）

　でも、まだたった５日ほど使ったくらいですが、結局フィルターってのは自分のイメージに近づける為のツールだということにもふと気が付きました。(^^;

　そう、やみくもに掛けてもダメなんですね。

　しっかりと目的をもって掛けないと結局全てのフィルター試してもオリジナルより悪くなるばかりです。
　なので、明日から…どうしようかなぁ…って考えてます。(^^;

　しかし、富士五湖…五湖が皆それぞれ特徴というかオリジナリティを持っているのには今回、正直、驚かされました。

　山中湖や河口湖が都会的、如何にも観光的な湖ならば、西湖はその真逆。（精進湖、本栖湖は後日ご紹介）

　で、どこか一番好きかと問われれば、くりまんじゅうはここ西湖が一番好きかもしれません。気持ちが凄く落ち着きます。

　さて、明日は続いて「精進湖」へと…続きます。

　＜ Nikon D700 + AF-S NIKKOR VR 70-300mm F4.5-5.6 ＞