2009-09-22

ショウタとお出掛け 湯ノ湖湯滝編

 (ショウタとお出掛け 丸沼編からの続きです…)

 標高1430mの丸沼(駐車場^^;)から、R120を丸沼スキー場のゲレンデ沿いに走り、更に高度を稼ぎます。
 車を進め、道の左の谷の下に丸沼高原最奥の菅沼を見ながら、更にそこから数キロ走ると、群馬栃木県境の金精峠の「金精トンネル」が現れます。

 金精峠、正しくは群馬県利根郡片品村と栃木県日光市との境にある標高2024mの山道の峠ですが、一般的にはその峠下を貫く国道120号線のトンネルをさします。
 それでも標高1840mですから、丸沼から400m高度を上げたことになるわけです。
外気は14度…なのでカアエアコン…冷気が止まるだけではなく、少し温かい風出てました。(^^;
 勿論、冬期は完全封鎖。すべて雪の下に埋もれます。

 工事中で片側通行の全長755mのトンネルを抜けるとそこは奥日光です。
 群馬側は所々雲はあってもほぼ晴天でしたが、栃木側は霧の中でした。
 「国境の長いトンネルと抜けると雪国であった」でお馴染みの川端康成の「雪国」ではないですが、まあ、山では良くある話です。

 それでも眼下には「湯の湖」が見えてました。

 湯ノ湖のその向こうに見えるのが「男体山」。

 標高は2486m、どっしりとした実に大きな山容の山です。

 その昔、赤城山の神と中禅寺湖を争って戦った神が住む山です。(笑)
 赤城山の化身ムカデの大群と、男体山の化身ヘビの大群が、刺したりかんだり、絡み合って戦ったそうです。
 で、結局、勝利したのが「男体山」。
 ちなみに戦場ガ原の名前は、ここがその神話(戦場ガ原神戦譚)の世界に登場する「戦場」だったことに由来しているそうです。
 それにしても赤城山は何点とって負けたのでしょう。2点か1点か?
 「何対3」?なんちゃて^^;(爆)

 トンネルの先の道はまさに急勾配であり、九十九下りのヘアピンカーブがしばらく続くので注意しながら下ります。
 「しかし、こんなところによく道作ったなぁ」といつも感心しちゃいます。

 で、「湯ノ湖」の辺に到着です。
 Wiki頼りで簡単にご説明すると、湯ノ湖は栃木県側の一番西部にある湖であり、日光白根山らの火山噴火によってつくられた堰止湖です。
 自然湖ですのでダムはないです。

 湖畔には硫黄臭漂う日光湯元温泉があり、この湖には白根沢からの水と温泉からのお湯が流れ込んでます。
 でも、あの卵の腐ったような匂いが「好きだ!」っていう人もいるのですから、人の好みは色々です。まあ、くりまんも温泉地で嗅ぐ限りにおいては、風情も感じて嫌悪するほどでもないけれど、しかし、積極的には嗅ぎたくないです。^^;

 この湖、温泉成分や山からの土砂の堆積で徐々に水深が浅くなり、近い将来、湿地化してしまうであろうと危惧もされていたそうですが、今からおよそ10年程前に浚渫工事が行われて、とりあえずその危機を乗り越えたそうです。将来的には分からないけど…
 ちなみに浚渫工事というのは水底の土砂を掘りとることを言います。

 一応、書いておきますが、お名前は湯ノ湖ですが、湖水はお湯ではありません。
 いえ、ぶ~こ、お湯だと思っていたそうなので…(^^;

 但し、湯ノ湖にはお湯が流れ込んでいることも事実です。
 でも、全体からすれば、少量であり、お写真を見て分かる通り、釣りしているくらいですから魚も住める淡水です。
 湯ノ湖は標高が高く、寒冷地な為、また水深も浅い(最深12m)ので、冬期は全面結氷する事もあります。

 なので、ここでは毎年海上保安庁特殊救難隊が北の海を想定した訓練をしているそうです。

 湖畔には戦場ヶ原へのハイキングコースなどの遊歩道が整備されています。
 一度、ゆっくりと歩いてみたいものです。

 群馬県とはお隣栃木県との境にある日光ですが、安中市からは遠いんですよね。
 まあ、こっちは西端、長野県との県境だから仕方がないのですが…
 でも、近くにやって来ないかなぁ…日光。(笑)(って、無理言うな!>くりまん)

 さて、そんな湯ノ湖ですが、ここは湖自体よりも「滝」が有名であったりもいたします。
 そう、湯の湖から流れ落ちる「湯滝」なる滝です。

 湯滝は「華厳滝」、「竜頭の滝」と並んで奥日光三名瀑の一つに数えられますが、一番マイナーな滝。知らない人もけっこうします。
 けれど、くりまん&ぶ~こは断然ここが一番好きです。

 お写真、緑の森の中に小さく見える人がいるのが分かるでしょうか。
 落差50m、幅25m。
 実に豪快に流れ落ちていきます。

 観瀑台から右手の湯ノ湖側を見るとこんな感じ…
 そして、左手、湯滝を見ると…

 こんな感じでございます。^^;
 湯ノ湖から小川が流れ出て、一気に落ちるという感じですが、イメージ伝わるでしょうか。(^^;

 さて、ここから車で約5分、勿論、湯滝は滝壷側からも見られます。
 勿論、歩いても行けます。そして、歩いていけば無料ですが、車で行けば、駐車場はすべて有料となっています。(と言っても一つだけしかありませんけど…^^;)
 国道から横道に入ったすぐのところにゲートがあり、そこで410円(普通車)を徴収されます。払わなければ、その先に進めません。(笑)

 しかし、410円という料金設定、日光方面は消費税が2.5%なのでしょうか。(笑)
 それともそもそも駐車料金が390円?よく分かりませんが…まあ、いいです。^^;

 空き空きの駐車場に車を停めて、歩くこと2、3分。
 湯滝の直前に喫茶や簡単な食事が出来る売店があります。

 ここでもイワナの塩焼き売ってました。(笑)
 3度目の正直といきたいところでしたが、何故かもう食欲なくなってしまっていて結局、この日、イワナはパスしました。
 でも、人がついて焼いているだけあって、ここが一番美味しそうに見えました。(^^;
 炭火にあたり過ぎて干からびてなかったし…

 「ねぇ、これも写真に撮っておいて!」とぶ~こに言われて撮った小さな置物。
 なんの意味があるのかまるで分かりませんが、まあ、とりあえず。(^^;
 帰りに買うか買わぬかしばらく悩んで、結局ぶ~こ、買いませんでしたけど…

 そして、湯滝です。
 水量もそこそこあり、なかなかの大迫力で流れ落ちています。

 湯滝に流れ落ちた水は高層湿原『戦場ヶ原』を流れる湯川となり、さらにその下の竜頭の滝を下って中禅寺湖へ流入していきます。
 ついで言えば、その中禅寺湖から流れ落ちるのが華厳の滝です。

 外人さんのご家族がいらっしゃいました。

 はい、ポーズ!(笑)

 ということで、湯滝周辺はまた明日に続きます。
 そう、さらにシリーズ続くわけです。^^;

 < AF-S Nikkor VR 70-300mmF4.5-5.6 Ai-AF Nikkor 35-70mmF2.8D >

15 件のコメント:

  1. かおも、湯滝が一番好きです。
    とにかく気持ちの良い滝です。
    マイナスイオンたっぷりなのです。
    すっごく行きたくなりました(*^▽^*)

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  2. もういっこ。
    だから、かお町内会はFMぐんま限定のラジオネームだじょ(笑)

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  3. そうですか、かおさんも湯滝が一番お好きですか!
    いいですよね。湯滝。
    華厳の滝のように観光客ドバッっていないのもいいし、竜頭の滝のように三脚族たむろしていないのもいいです。
    是非、行っちゃってください。(^^)v

    FM群馬…昔、聞いてました。もう30年位前(^^;
    特に土曜日の午後からの「TPリクエストアワー」が好きでした。
    エアチェック(死語?^^;)してたなぁ…(笑)
    オープンリールで…^^;

    とても素敵なラジオネームだと思います。
    「かお町内会」さんでばしばしリクエストしてください。

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  4. エアチェックにツートラサンパチは無いか(笑)
    一巻き20分ぐらいでしたっけ?
    なら、4トラックの19mmぐらい?で押さえて、カセットにダビング?
    わたし、オープンリールも、Lカセも持てませんでした(笑)
    SONYから、AKAIに行ったけど、Nakamichiは買えませんでした(笑)
    NHK FM神戸は、トアロードを上がった北野(異人館街)の入口に有りましたよ。

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  5. 4トラ19mmでした。
    そう、確かAKAIのヤツでした。
    アキバに買いに行きました。帰りのバス…重かったです。^^;
    レコパルとか買って、オーディオマニアやってました。(笑)
    プレーヤーは「テクニクス」
    針はMCの「デンオン」と「オーディオテクニカ」
    トーンアームは…忘れました。^^;
    スタビライザーとかも買いました。(汗)

    で、チューナーは定番「トリオ」、アンプはプリアンプに「サンスイ」でメインアンプに「オーレックス」。
    スピーカーはソニーのG7にしようかヤマハのやつにするか、迷いに迷ってなぜか…ダイアトーン。(笑)
    カセットデッキはヤマハでした。
    で、オープンデッキにアカイです。
    JBLとかタンノイのスピーカーが欲しかった。
    いつかはマークレビンソンをと夢見てました。(笑)

    今はまったくどうでもいいですけど…^^;

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  6. TPリクエストアワー!懐かしすぎます~!!
    行宗蒼一さんって面白い方がDJをされてた、NHK前橋放送局で土曜日にやってたFM番組ですね^^
    ここだけの話、リクエストハガキを何度か読まれたことあります(笑)

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  7. くりまんじゅう2009年9月23日 20:35

    あははは、記事にはまったく関係なくコメントに反応するってのが面白いです。>37su(笑)

    NHK前橋!
    あぁ、そうだったかもしれません。
    当時、まだFM群馬はなかったでしょうから…^^;

    行宗さん、憶えてますよう。
    あの方、NHKとは思えないDJでした。
    で、くりまんが好きだったのはそのアシスタントの「田島恵子」さん!(笑)

    今はくりまんのご近所にお住まいで、相変わらず、とっても素敵なオネエサマです。(^^;
    旦那様とは色々と…(笑)

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  8. テクニクスというと、エウレカセブン(アニメです)の母艦が、SL-1200MK2と言います(そのままですが)
    針はともかく、トーンアームも取り替えられるテクニクスのプレーヤー有ったのですね。記憶にないです。あの当時ハイエンドはDENONでしたから(と言う私のPLはテクニクスのSL1700でした)プリメインアンプとチューナーは何故かDENONで、スピーカーもDENONだった(笑)
    サンスイとはまた渋いですね。
    喫茶店に有るというので、三木までパラゴンを聴きに行ったのですが、店が分からなかった。
    JBLはあこがれでした。BOSEは好きになれない(笑)

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  9. それまではベルトドライブのプレイヤーが常でしたが、ダイレクトドライブのターンテーブル…が欲しくて、テクニクスのターンテーブルを買いました。
    古いことなので、あまり詳しい記憶は残ってませんが、木枠のプレーヤーにターンテーブルを入れて、トーンアームも別売りのものを買った記憶が残っています。
    たしか、アルファベットで3文字のやつ。「SME」とかってなかったでしょうか?(^^;

    パラゴン…(笑)
    たしかし机のようなSPですよね。当時200万くらいした・・・
    懐かしい思い出です。(感慨深い)

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  10. SMEって言うの有りますね。
    http://www.soundheights.com/sme_3009s2imp.html
    記憶にないです。
    オーディオテクニカの、超重量級シェルを買ったらバランスしなくて(笑)トーンアームの後ろに重りを増やしてました(良いのか?)
    ATとか、スタントンとか、シェアーのカートリッジ使ってました。MCヘッドアンプは持ってませんでしたからMMでしたけど。
    パラゴンのミニチュアが有ったのですよ。10cmフルレンジだけの、でもカッコは一緒で。
    買おうか悩んで買えませんでした、6万もしたし。

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  11. ありましたか?SME・・・
    あまり記憶に残ってませんが、アルファベット3文字だったような記憶だけが残ってます。

    うーん、「シェル」(笑)
    カートリッジ取り付けるやつですよね。言葉自体忘れてました。^^;
    ついでに「シェア」ってのも懐かしい。
    それも持ってました。当時、ど定番だったやつ。(笑)
    MCアンプってのもお懐かしい!!!!!
    メーカー忘れたけど…

    そういえば、フォルテックスのスピーカーユニット買って自作スピーカーなんてのも作ったなぁ…(笑)
    長岡鉄男の本、参考にして…^^;
    あのオジサン好きでした。(汗)

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  12. オーディマニアやって、車に行って(MoterFan買ってました)パソコンに走って、今はカメラか(笑)
    いつもヲタクやってますね(笑)

    その合間に、アマチュア無線(主に移動運用)と、SFとマンガとアニメかぁ。
    お金はあまりかかってませんが。

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  13. くりまんじゅうはスタートは少年野球。(笑)
    で、カメラからCB無銭、でアマチュア無線に移って、それからオーディオです。(^^;
    DCブランドでファッションなんぞにうつつを抜かし、外車なんぞ乗り回して、軽く夢破れると、そのままPCに走って、同時に「推理小説&歴史小説」に傾倒しました。

    それから山歩き、山登りやり始めて、冬場はスキー!
    で、インドアでは文字飽きちゃったので漫画大量に大人買いして読み漁り、暇なときにはパチンコ&スロットに銭、惜しげもなく投入し…
    それに飽きた頃、カメラにまた舞い戻りました。(笑)

    しかし、こう文字にしてみると実に節操がない。
    分野もジャンルもばーらばら!(笑)

    けれど、やっぱり男の子、その流れは似てますねぇ。

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  14. >けれど、やっぱり男の子、その流れは似てますねぇ。
    と言うか、そう言う種類の人間はだいたい男の子です。
    のめり込まない人もいますけどね。
    何かに夢中になっていると、すごく楽しいです。
    横から見てたらバカみたいな事が楽しくて仕方ない。
    同レベルのお仲間がいると、尚楽しい。

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  15. じゃあ女の子ならどんなノリになるのでしょうか?(笑)
    女の子、誰か教えてください。^^;

    あっ、元女の子でも、結構です。(笑)

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