2009-05-06

身近な宝石箱

 珍しくもなければ、誰も気にもとめない野に咲く草花。

 季節になると毎年、咲いて、そして人知れず散っていく単なる雑草。

 名前すらよく分からないし、そもそも知りたいとも思わなかった。

 でも、こんなにも綺麗だったんですね。

 この日は、陽も出ていない曇り空。
 いつ雨が落ちてきてもいいようなどんよりした天気でした。

 それでも、近づいてみて、しゃがんでみたら美しかった。とっても…

 そうか。お前たち、そんなに綺麗だったんだ。

 知らなくて、気づかなくて、ごめんね。

 カメラを持って二度目の春。

 その辺りのなんでもない田圃の畦や野っぱらも、実は「宝石箱」だったということに初めて気が付きました。

 今更ですが、恥ずかしい限りです。
 昨日の事です。

5 件のコメント:

  1. カメラを持ち歩いて、それまで気にも留めなかったモノに、今更ながらというか初めて気づくことって多いですよね。
    そういう新しい発見がまた楽しいです。
    ブログも同じかもしれません^^

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  2. こんばんは
    誰も気にも止めない草花も懸命に生きて、
    人知れず枯れていくんですね。
    お庭で手入れをしてもらっている花でなくても
    こんなに綺麗に咲いているんですね。

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  3. 37suさん、あきさん>

    実はこの日は、近くの花菖蒲を見に行きました。
    山間に毎年、沢山咲いている場所。
    でも、今年はまったくといっていいほど咲いてませんでした。^^;
    「チェッ、咲いてないや!」と舌打ちしながらの帰り道・・・
    ふと見ると菖蒲に負けないほどに雑草たちが咲いてました。あぁ、行きには眼にも入らなかったのに・・・^^;

    改めて、普段見ているようで見ていない自分に気づいたしだいです。

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  4. 上から2枚目の草・・・
    子供の頃、真ん中の部分を引き抜いて草笛にして遊びました。
    ピーピー鳴らしながら・・・。
    懐かしいです。
    シビビーとか本当に大好きな遊び道具だった。

    今、草笛を作って遊んでいる子供なんて見かけませんよね。

    タンポポの綿毛も懐かしい。
    ホント、綺麗な写真・・・。

    土手に咲いているスミレが好きです。
    春の田んぼは子供の頃を思い出します。

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  5. K代さん、こんにちは。
    先日、Aっ子さんのブログにも書いたのですが、我らが「シビビー」こと「カラスノエンドウ」。
    実は「シビビー」なんて呼び方、完璧に群馬の方言だとずっと思っていたのですが、ネットで調べたら、ちょっと驚きの結果でした。

    「シビビーって知ってますか?」の問い掛けに「知ってる」と答えた人は各県の人。
    「シビビー圏」:群馬・長野・山梨・愛知・岐阜・静岡・福井・石川・和歌山・愛媛・(大阪・京都・三重)(括弧は別の呼称もある地域)
     で、「シビビー」ではなく「シービー」と呼んでいた!というのが、
    「シービー圏」:京都・滋賀・三重
    さらに西へ行くと「ピーピーマメ」になるそうです。
     「ピーピーマメ圏」:大阪・兵庫・広島・長崎・福岡

    ちなみに東京・千葉・鹿児島の人は遊び方も含め、存在自体を「しらない」と回答してました。
    ご回答者に東北方面の方がいらっしゃらなかったので、北がどうなっているのか知りたいですが、こんな呼び方をしていたよ!っていうのがあったら教えてください。(笑)

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