2007-10-06

なんちゃって登山

 くりまんじゅうは、海が、山が、川が、自然が大好きです。
 特に高い山は見ているだけでウキウキしてしまいます。

 バカと煙は高いところに上りたがるといいますが、なので、くりまんじゅうは時々、山登りをします。
 が、しかしです。日頃の運動不足と不摂生な生活で、さすがに本格的登山とはいきません。そんなことをすれば死んじゃいます。だから、「なんちゃって登山者」です。
 なんちゃって登山者とは、可能な限り文明の利器を利用して山を登る横着者をいいます。車でいける限りの高度を稼ぎ、そこから先は、ロープウエイはもちろんのこと、リフトが掛かっていれば、それに遠慮の欠片すらなく乗ります。
 さらに大切なポイントは、そういう交通手段のない山には、はなから行かないと言う情けなさです。だから、富士山みたいに高すぎる山とか中途半端に高い山にはいきません。 (富士山は五合目で満足)
 それでも結構、行く先はあります。立山や乗鞍岳、中央アルプスの木曽駒ケ岳あたりは有名どころですが、ここ一番最近は北アルプスの八方池まで行って来ました。

 白馬村のゴンドラ乗り場からでビューンと上がり、そこから八方尾根スキー場のリフトを2回を乗り継いで、あれよあれよと標高1830メートルです。
 そこは、すでに「どうだ、この野郎の!」気持ち良さ。

 そこからから八方池までの、標高差約200メートル、距離にして約3キロ、時間にして1時間半~2時間のトレッキングコースに挑みました。
 標高差200メートルは、モノホンの人にはなんでもない高さですが、なんちゃってにはかなりキツイです。登山道は整備されているのですが、石の多い道や急な登り坂もあるので足下にはかなり注意も必要です。雪も残ってました。けれど、豊富な高山植物や周囲の豪快な白馬三山の眺望が見事なのです。

 目的地に着くと自然と「万歳」してしまうのが不思議です。
 実際、天下を取った気持ちになってしまいます。

 登山道はさらに唐松岳へと続いていますが、ここから先は本格的な登山道、なんちゃってには荷が重い世界です。登山カードをだしていない人は先へ進めません。でも、いいのです。振り返ると日本とは思えないような景色が広がってます。

 また、どこかに行きたいです。

4 件のコメント:

  1. なんちゃって登山?ではないのでしょうが、
    写真で拝見させていただくだけでも素晴らしい景色ですね。息を吸い込みたくなるような景色です。
    やきまんじゅうは全く経験ありませんから、うらやましい限りです。

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  2. 「今、山は中高年にあふれてる」
    山へ行くといつも感じることです。
    皆さん、最新の洒落た格好をしてますので、遠目ではわかりにくいのですが、いや、本当に多いです。既にくりまんじゅうも、完全に中年の域ですが、それでも山では「若造」の部類になってしまいます。

    場所にもよりますが、60代が一番多いように感じます。先日は、見た目は凄くお若いのですが、お話をすると「今年83になりました」なんて方もいらっしゃり、「うーん」と唸ってしまいました。
    しかも、「なんちゃって」じゃない。

    定年を向かえ、子育ても終えて、自然に触れ合い、身体を鍛え、山を楽しみ、山を愛する・・・そんな人が増えているのだと思います。
    だから、やきまんじゅうさんもまだまだ全然、余裕の段階です。
    群馬が山が待ってますよ(笑)

    深い達成感、そして目の前の絶景・・・
    病み付きになる人の気持ち・・・分かります。

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  3. 了解!!!まだまだ若造ですから・・・
    群馬の山は待ってくれてますよね~(笑) 

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  4. 最高の場所へご案内いたします。(元気だったら・・・ですけど・・・)(^^:

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