2007-10-26

乗鞍岳・御岳 紅葉

10月21日(日曜日)
朝7時、目がさめたら、本日出勤のはずのぶ~こが茶の間にいました。化粧はしているのに、なぜかパジャマ姿。

「あれ、今日仕事は?どうしたの?」と尋ねたら、
「あまりに天気が良過ぎたんで休んじゃった(笑)」というではないですか。

ぶ~こは明らかにどこかへ出かけたい様子です。確かに、サッシ越しに見える外の景色は、雲一つない超快晴。当然、くりまんじゅうも心が躍ります。

どっかいく?」すかさず、「行こう、行こう!」
ということで、弩快晴の日曜日。紅葉求めて、長野、岐阜、山梨をグルッと訪れてきました。
久しぶりの日曜日ドライブですので、この日はくりまんじゅうの両親とシロも一緒に出かけることとなりました。

出発はam9:00を予定。早速、行先を決める為に、「紅葉情報」を求めてインターネットを探します。「見頃マーク」が付いている場所を取り合えずリストアップ。
例年、この時期(10月20日前後)になると、多くの場所が見頃となるのに、今年はやはり一週間から10日ほど遅れている様子です。
関東甲信越エリアで探すと、『志賀高原』、『白馬八方』、『白馬栂池』、『木曾赤沢自然休養林』、『妙高笹々峰』、『上高地』、『黒部』、『乗鞍高原』、『御嶽山』、『谷川岳』あたり、標高にして1500mから2000mエリアが良いようです。天気は全国的に快晴との事ですが、一応、各所をライブカメラでも確認します。

日曜日なので、上高地や黒部などメジャーな景勝地は混むこと必至でしょう。

(どこにしようか…)

しばらく悩みましたが、結局、候補地を決めきれず、「取り合えず」長野に向かって出発することにしました。

『松井田・碓氷』ICから上信越自動車道に乗り込みます。普段はスキスキの上信越道も、やはり車が多いです。練馬、品川、横浜、千葉など、県外ナンバーが目立ちます。

雲一つない青空の下、群馬と長野の峠を駆け上がっていきます。そして、県境の八風山トンネルを抜けると、長野県も超絶的な快晴でした。360度、どこを見晴らしても雲の欠片すら見つけることが出来ないほどの天気です。
佐久平を取り囲むように、右手に大きな浅間山、左手には八ヶ岳、さらに正面には真っ白に輝く北アルプスが屏風のように聳えています。まさに絶景です。
 

カーウインドウ越しに滅多に見られない景色を堪能しつつ、車を進め、最初の休憩として東御・湯の丸SAに寄りました。(ちなみに、ここで先日書いた「思うこと」があったのです(笑))
 

シロも早速、エリア内を歩き回ります。
 

上信越自動車道は更埴JCで、新潟(北陸道)方面と松本(中央道)方面に分岐します。一瞬、迷って「松本」方面へハンドルを切りました。この瞬間、『志賀高原』、『妙高高原』は、本日の候補地から脱落です。そして、豊科ICを通過して、『黒部』、『白馬』方面も落ちました。

結局、松本ICで高速を下りることにしました。R158に乗り込んで西へと進路を取ります。
R158は長野の松本市と岐阜の高山市を結ぶ、基幹道路でもありますが、同時に北アルプスを横断する観光道路でもあります。以前は難所として知られた安房峠も、長野オリンピックに合わせて、峠下に長いトンネルが掘削され、その通行も幾分軽減されましたが、それでも深い山あいを走る険しい道です。

道の駅(風穴の里)で再びトイレ休憩です。まわりの山を見渡しますが、紅葉はまだ5歩程度です。

上高地は終日マイカー規制がされているので、国道沿いのあちらこちらにバスやタクシーに乗り換える為の駐車場が散在しているのですが、この日はどこも「満車」の看板が掛かってました。となれば、当然、上高地は満杯でしょう。
この時点で、『上高地』を候補から落とし、結局、車は『乗鞍高原』へと進める事にしました。
沢渡から乗鞍スーパー林道へと入ります。

上高地乗鞍スーパー林道は、長野県西部乗鞍岳の裾野標高1000m~1600mに位置する山岳パノラマコースです。但し、舗装はされていますが、細く急峻な道でもあります。

大きな山と深い渓谷に囲まれ、乳白色の湯として全国的にも知られながらも、以前、帰り浴場の「野天風呂」をはじめ、一部の旅館やホテルで入浴剤(草津温泉ハップ)を混ぜていたことが発覚して問題になってしまった『白骨温泉』が近づくと、さらに道は狭まり車がすれ違いうの苦しいほどになりました。
 

けれど、運転は大変ですが、逆に周囲の景色は次第に美しいものへと変わっていきました。
 

乗鞍高原温泉の料金所を過ぎると、ようやく乗鞍高原に到着です。標高およそ1500mです。
目の前には山容豊かな乗鞍岳が、白い雪化粧をして神々しいばかりに鎮座しています。
 

乗鞍岳の東側山麗に広がる乗鞍高原は、それまでの深く険しい山あいから、ガラリと雰囲気を変え、ハイキングやサイクリングなどが気軽に楽しめ開放感溢れる高原特有の明るい雰囲気に溢れています。
 

乗鞍高原はシロのお気に入りの場所でもあります。早速、駐車場に車をとめ、遊歩道を闊歩しました。
 

再び、スーパー林道で林道終点(出発)地である奈川温泉を目指します。

雄大な乗鞍岳
 

右手に見える奥穂高岳

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その2へ続く
 

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