2007-10-11

コカコーラ

あるテレビの番組で、 『かつてサンタクロースは(聖ニコラウスの伝統的な装いとして)緑色の衣装を着ていたが、コカ・コーラ社のCM(看板)で(コカコーラのロゴの色である)赤い服を着たサンタクロースを登場させてから、サンタクロースは世界的に赤服になった』 と言ってました。

「ヘエ!ヘエ!ヘエ!・・・・」
と架空ボタンを連打しながらも(笑)、そのまま鵜呑みにしない疑い深いくりまんじゅうは裏を取りにネットに調べに出かけました。

結果、まったくの『都市伝説』ではないようですが、赤い服がコカコーラの完全オリジナルという訳ではないみたいです。

例えば、19世紀にニューヨークの画家、トーマス・ナストが描いた聖ニコラウス像において、ニコラウスが赤いマントを羽織っており、このマントが変化してサンタクロースの赤い服になったという説もあります。
また、コカコーラ社が赤服サンタを広告に採用したのは1931年だそうですが、1914年の日本の児童雑誌『子供之友』には、現代のサンタクロースと全く同じイメージの、大人の背丈で白髭に赤い服を着たサンタクロースが描かれているので、既にこの当時から「サンタは赤服」であったということも言えるそうです。

でも、コカコーラ社のホームページにも「うちがオリジナル」と書いてあるそうです。そして、確かに世界的に「サンタは赤服」を定着させたのは、コカコーラなのでしょう。
したたかな企業理念を感じてしまいます。

ネットで調べていて、くりまんじゅうは「サンタの赤服」よりも、
「コカ・コーラには辛口と甘口がある」
という「都市伝説」に思わず『懐かしい』と笑ってしまいました。

コカ・コーラのガラス製瓶には、側面下部に四角型または丸型のへこみが刻印されていて、その刻印が四角型の瓶は「辛口」、そして刻印が丸形の瓶は「甘口」であるというお話です。
当時、くりまんじゅうはコカコーラを買うとすかさず刻印を見て、「おう、俺の辛口」と真剣に思ってました。(笑)
もちろん、本当は「甘口」も「辛口」もありません。実際は瓶の製造工場ごとに異なる刻印がなされていただけであり、コカ・コーラの瓶は再利用する為、ボトラーによる回収再使用過程において、刻印の異なる瓶が混ぜられて出荷されてただけでした。

あっ、あと、「コカ・コーラ」の「コカ」って、麻薬である「コカイン」の原料、「コカの葉」の「コカ」だという話は始めて知りました。だから、「コカコーラは中毒」になるって噂があったのですね。事実、最初のコカ・コーラには、コカの葉が使われていたそうです。

そう言えば、子供の頃、コカコーラの「ホームサイズ(500ml)」を一人で一本飲むのが『夢』でしたけど、今に思うと「ささやかな」夢でした。(笑)
けど、当時は500mlで「ホームサイズ」だったんですよね。

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