2007-10-31

蓼科山・車山

 10月23日(金)
 ぶ~この妹(め~こ)が、「有給とったのでどこか連れてって」と言うので、ぶ~ことめ~こを伴って、前から訪れてみたいと思っていた蓼科山の「春日渓谷」に行ってきました。

 蓼科山(標高2530m)は佐久平を挟んで浅間山と対峙するように八ヶ岳火山列の最北端に位置する独立峰であり、美しい曲線を描く姿に「諏訪富士」とも呼ばれています。春日渓谷はその蓼科山北麓の奥まった場所に位置しています。
 am10:00過ぎ、富岡市でめ~こを車に拾い、上信越自動車道で佐久ICを目指しました。天気は薄曇ですが、暑くもなく寒くもない天候です。
 佐久ICから国道141号で望月に向かいます。平日ですので道もまったく混んでいません。
新望月トンネルを抜けたところで次の信号を何故か右折、すかさず又右折して、その信号をさらに右折します。要するにぐるっと廻って国道の下を通り抜けて行きます。
 そこからは県道151号、そして鹿曲川林道に乗り込んでひたすら進めば、春日渓谷です。道は大河原峠まで続いているはずです。

 くりまんじゅうが前回、春日渓谷を訪れたのは多分、12年くらい前だったと思います。季節はやはり秋、けれども生憎の雨降りで景色は殆ど見えませんでした。
 左右に広がる里の秋の景色を見ながら、車を進めていくと次第に山が深まりつつ、同時に樹々の葉の色づきも深まっていきます。
 春日温泉かすがを左手に見ながら、鹿曲川林道に入り込んですぐでした。
 道路工事です。それもシャベルカーとダンプカーが完全に道路を塞いでました。交通整理らしきオジサンがこちらに来て言いました。

 「大河原峠には抜けられないよ。土砂崩れで頂上2キロの辺で交通止めだから…」
 「ゲッ!
 ここまで上がってきて・・・それはないでしょう。
 そう言う大切なことは、もっと麓の方に書いておいて欲しいです。
 けれど、車の外で、「早く決めろ…」というオジサンの顔に焦りながらも、どうしようかと、ぶ~こ達と相談します。
 結局、行ける所まで取り合えず行ってみようと言うことになり、それをオジサンに伝えるとシャベルカーを退かしてくれました。乗用車では腹を擦りそうな工事現場を抜けて、車を進めます。

 高度が上がるとともに、林道は徐々に細くなっていきました。道に覆い被さるような木々が視界を遮ります。そして、いくつものカーブを通り抜け、あるブラインドになっていた右カーブを曲がった瞬間、突然、視界が開けました。

 色鮮やかな見事な紅葉が現れました。

 「おぉ、凄い」
 思わず声が出てしまいます。目の前いっぱいに広がる紅葉の錦に心が揺さぶられます。全員車を降りて周囲の景色に見惚れます。鹿曲川に沿って続く切り立った岩肌に色とりどりの紅葉が素晴らしいです。まさに今が見頃でしょう。

 車を進める度に新たな絶景が現れます。一見の価値ありです。(写真ではまるで伝わりませんが…)

 車を進めては、また止め、また進めてはまた止めの繰り返しです。

 ぶ~こも興奮して飛び跳ねてます。(この時、佐久地方が地震になったとか、ならなかったとか…)

 鹿曲随道を抜けて、数キロ走ったところで、バリケードがされていて、その先「交通止め」になってました。あと二キロちょっとで頂上ですので、少し残念ですが、それでも来た価値のある紅葉でした。
 車をUターンさせて、今来た道を戻りますが、帰りもまた景色が堪能できました。

 春日温泉まで戻り、そこで県道482号に左折して、尾根一本向こう側を鹿曲川林道と平行して走る「唐沢林道」へと向かいます。途中、望月牧場でを見ました。

 一山違うだけで、まるで山の景色が違います。唐沢林道沿いは唐松が中心です。

 唐沢林道を上り詰めると白樺湖から続く「夢の平林道」へ出ますので、それを大河原峠に向かって左折します。そこから、大河原峠までは素晴らしい景色が続きました。

*

*

 その2へ続く

1 件のコメント:

  1. くりまんじゅうさん!何回紅葉見たと?

    やきまんじゅうはまだ1回も見てないとよ~!!

    (思い切り博多弁です。)

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