「情けは人の為ならず」
この言葉、本来の意味と真逆に思っている人が意外と多いのには驚きます。
その意は「情けは人のためではなく、いずれは巡って自らへ返ってくるのであるから、人には親切にしておいた方が良い」というものですが、それを、まったく逆の「情けを掛けることはその人の為にならないのでやめなさい」という意味に理解している人が、実際、かなりいらっしゃいます。
ふと思って、ネットでも少し調べてみたら、やはり、それが指摘され、警鐘を鳴らしてました。
原因としては、古語として、人の為なり(「~にある、~にする」という「存在」の意)+ず(打消)、すなわち「人のためにあるのではない(自分のためにある)」という意味を、言葉をそのまま現代語で解釈して、(さらにそこへ現代的な価値観が加わってか)、「人の為(に)成る+ず(打消)」(人のために成ることはない)と誤解している場合が多いようです。
また、、「情けが仇」(情けがかえって悪い結果になる)ということわざがあることなども、誤解を広めた一因でないかとも言われているそうです。
けれど、読みであったり、その意味であったり、大人になるまでずっと間違って憶えていた言葉ってありませんか。
例えば、「アボカド」。
くりまんじゅうは、ついこの間まで「アボガド」だと思ってましたし、実際に「アボガド」って言っちゃってました。(笑)
英文表記は「avocado」、どうみても「アボカド」です。
ついでに「茨城県」も間違ってました。「いばらき」でなく「いばらぎ」と、です。
最近のIME(漢字変換ソフト)は、それを察してか「いばらぎ」と打って変換してもご親切に「茨城」も表示してくれますが、昔の漢字変換ソフト(当時はFEPと言いました)は「いばらぎ」はどんなにやっても「茨木」のみでした。ですから、「茨木県」と堂々と書いてました。(恥)
そう言えば、くりまんじゅうが学生の頃、横浜の山下公園に友達と行った時のことです。そろそろ日が暮れようという頃でした。
氷川丸の近くにある童謡「赤い靴」のモデルとして作られた「赤い靴の女の子」の像の傍で、その友達が口ずさむように歌っていた唄、そして、その後に、くりまんじゅうに言ってきた言葉は今でも忘れられません。
『赤い靴はいてたぁ 女の子♪
ヒイ爺さんに つれられていっちゃった♪
横浜の波止場から 船に乗ってぇ ♪
ヒイ爺さん につれられて♪ いっちゃったぁ…か…』
『なんか、理由、あったんかな? 爺さんなら、まだしも、ヒイ爺さんじゃあ、やっぱ、もの悲しいよな!』
「ヒイ爺さん」じゃあ、ねぇだろう!(笑)>そう、あなたです(U田君)
(歌詞は2番までで、3番を知らなかったのが敗因かもしれません)
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そういえば、「ケーキ屋ケンちゃん」の主題歌を、
「シュークリームはね。♪ふたつ作って食べるんだぁ♪」
と思い切り楽しそうに、歌っていた友達もいました。
けど、「ふたつ作って」じゃなくて、「フタですくって」食べるんじゃなかったっけ?
これは、あなたです>G藤さん
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